四万十川 森林の楽校２００８春

2008年3月20~22日に行われた、
「四万十川　森林の楽校」（高知県四万十市）の報告です。

廃校になった小学校を再活用した、
「四万十楽舎」を拠点に行われています。


竹炭に使う竹を切り出す


参加者とスタッフで記念撮影


ツリーイングを楽しむ


四万十川でカヌー体験



参加者の声[emoji:i-260]

幼い頃から訪れたいと思っていた四万十川。
そこには、「四万十川に訪れた」という感動以上に、
心に残る素晴らしい経験がありました。

参加者は私も含め２人、
そしてジュオンの事務局の方を合わせて計３人。
むしろ森林の楽校を開催している
四万十楽舎のスタッフの方が多いという状況で、
私たちは竹炭作りやマイ箸作り、
ツリーイングにカヌーなど、
自然や山村地域の暮らしに接する体験をしました。

そして自然と一緒に暮らすための知恵を知る一方、
現実に起きている山や川、
山村地域の問題などについて話しあいました。
私が今回の滞在で何よりも驚いたのは、
このような様々な問題を抱えているにも関わらず、
この四万十に住んでいる私と同世代のスタッフの方たちは、
四万十が好きで誇りを持ってこの土地に住んでいるということ。

そのような彼女たちと、
地方、都会、各々の長所短所を言い合い、
お互いの価値を認めていく、
そうした関係を持てたことが、
私にとってはとても貴重な経験となりました。

ただ触れるだけではなく、
お互いの意見を伝え理解しあうこと。
それは地方と都会の間にある垣根をなくしていく一歩となると思いますし、
その重要さを今回改めて実感しました。