JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
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熊野の棚田 田畑の楽校2016C

2016-09-17 | 熊野の棚田 田畑の楽校
9月17日(土)~19(月・祝)に
和歌山県那智勝浦町で行われた
「熊野の棚田 田畑の楽校」の報告です。

10名の参加がありました。


参加者の声


将来の進路を考え直すきっかけを得るために、「熊野の棚田 田畑の楽校」に参加しました。
作業内容は和歌山県の色川で二泊三日の棚田の稲刈りを行います。
稲刈りの作業を行っていると、田んぼの沼地に足を取られたりして、かなり疲れます。
私は太ももが筋肉痛になりました。
しかし、日々の研究生活で行っているデスクワークにはない良さがあります。
例えば、稲刈りの作業の後に刈り取った棚田を見た時は、「これだけの稲を刈りとった」と、努力してやったことが成果となる達成感があります。
今も写真を見るたびに思い出します。
また、村の人々との飲み会の時に経歴、年齢とか気にせずに受け入れてくれる色川の人々の温かさを感じました。
だから、色川へ移住する人々が増えていると思います。
今回のボランティアで、印象的だったのが、「色川に物はないけど、笑えるよ」という村の人の言葉です。
これまで、周囲の考え方に流され、世間一般の価値観で良く生きなければいけないと考えていました。
実際に就職活動で自分に落ち度を感じ、精神的に疲れました。
でも、その言葉を聞いたときに、物の豊かさ、世間からの評価がなくても納得できる人生を歩むことはできるのだと思いました。
そして、色川はしがらみから解放させてくれる豊かな自然と人の温かさがあるから、笑える場所なのだと感じました。
結果的には、進路を考えるきっかけはなかったですが、多種多様な人の生き方を学び、心の疲れと焦りを癒してくれた有意義な時間でした。



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