ついこないだまでテレビでやっていた『悪夢ちゃん』。
面白くって、全部見ちゃいました。
子供の頃から、夜に見た夢の内容を覚えていました。
今も変わらず。
低血圧なので、起きるときの覚醒にいたるまでが長いせいかなぁと思っています。
二上山が噴火していたり。
またバレーやってて、もう辞める~~~って言ってたり。
そんないくつもの夢の中で。
わりあい最近に見た悪夢をお話しましょう。
いつものように家にいる私。
イブちょとしろちゅはどこへ行ったかな。
……、あ、いたいた。
イブちょ~~、って、えっ!!
野良猫入って来てるやん!!
みんな野良らしく汚れていて、大きかったり細かったり。
三毛猫、キジトラ、茶トラ、八割れ……。
何匹入って来てるん!?
もう~~、どっから入って来たん!?
あ、こんなとこ、開いてる!!
開けられた小窓を発見しました。
まだ入ってこようとしている猫たちを押し出す。
「もう~~~、みんな出て行ってよ~~~」
イブちょはぜったい脱走してるよなぁ……。
「イブちょ、どこ!?」
大きな声で何度も呼ぶと、お外でちらっとイブちょの顔が見えた。
っていうか、この子はイブちょ……似てるけど違う。
この子もなんか違う……。
そこら中をうろうろしている猫たちから必死になってイブちょを探し。
似ているけどどこか違う。
この子もイブちょじゃない……(泣)。
そもそも、イブちょの背中の柄ってどんなだったっけ!?
パニックになりながら、お外へ出ました。
近所の庭を見て回ります。
すると、野良の母さんが産んだ子猫たちが、うす汚れて寒さにプルプル震えていたり、うずくまって動かなかったり。
みれば近所中、生まれた子猫だらけ。
そこかしこから、みー、みーと声が聞こえます。
こんなにどうするの~~~!
こんなに生まれても、私どうしようもないよ~~~。
こんなに飼えないよ~~~!
ひ~~~!っと更にパニックになりながら、クタクタに疲れて我が家の庭に帰って来ると、黒くて大きな犬まで入ってきてる。
追い出す気も失せて、「家の中まで入ってこないでよ!」って叫んだ。
家に戻って来た私。
猫たちが荒し回った家の中をぼんやりと見てる。
とにかくこんなに世話できないし、一匹ずつでもお外に出さなくちゃ。
せっせと庭側のサッシから猫を追い出していると。
お外はいつのまにか雷雨。
うちの家は丘に立っているので、周りは見下ろせる高さ。(実は、このへんからなぜか、実家の庭に変わっている。実家の庭は眺めがいい)
そんな通りの向こうはいつのまにかすべて水で流されていて。
大きな波がざぶざぶと荒々しくたって、眼下を右側から左へ流れています。
空は暗く青く、稲妻が光り。
恐ろしいけれど美しい、銀色の大波。
その波がやがてこちらにやってくることを予感しています。
ついに水の勢いが、うちの庭にもやってきて。
庭はバラされたパズルのように分解され、地面を上に見せながら流れて行きます。
さっきの大きな犬が、ピースの上に乗っています。
ああ、流されて行ってしまう……。
もうすぐ、この世が終わる、と思ったところで目が覚めました。
この夢は、イブちょとしろちゅを拾った頃によく見たものです。
嵐まで起こったのは最初だけで、あとはひたすら、猫だらけでイブちょが見分けられないのと、近所の子猫たちの夢ばかりでした。
3年も経つ頃には、そんな夢も見なくなり、良かったなぁと思っていると。
昨日、また見てしまいました。
家の中の野良猫さんが置いて行ったそそうがひどかった(苦)。
なぜまた見たのか、理由は分かってるんです。
こないだ読んだくるねこ大和さんのブログ。
その中で、旦那様の乙女さんが、初夢に山ほどの子猫を見た、と震えている絵を見たから。
彼の潜在的な恐怖に、私も共感したのです。
たくさん猫が来ても、おいでおいで、と言える大きな人間なら、こんな夢は見ないでしょう。
子猫大好きな私が、それを見ても突き放してしまうのは、とてもそんな余裕が自分にないからだろうな。
イブちょたちを拾った時期、それまではちっとも近づいてくれなかった野良猫が3匹もなついてくれて、家に居着いたので。
またそんなことになったらどうしようって不安だったのでしょうね。
猫は、見てかわいがる分にはとっても楽しいですが、自分が責任を持って世話するとなるとやっぱり気持ち的には大変だから。
自分ってちっちゃいなぁと、この夢を見ると思います。
元からわかっていることなので、別段落ち込んではいません。大丈夫です(笑)。
野良猫の世話をされている方にはほんとうに頭が下がります。
皆さんは、最近夢を見ましたか?
さて、今日の風景写真は。
大念仏寺の後にお参りした、杭全神社(くまたじんじゃ)の拝殿です。
ここではつきたてのお餅をいただけます。
えべっさん(恵比寿さん)の絵がついていますね。
まだ少し温かくて、柔らかい感触に癒されました。
冷えたほっぺにピタッ。ふふ、ぬくーい。
美しい提灯と狛犬。
狛犬の頭には角が一本生えていました。
不思議ですね。
少し調べてみましたが、分かりませんでした。
何か意味があるはずなのに。
この神社では牛頭天王をお祀りしているそうなので、牛の頭、角がありますね。
牛頭天王→スサノオ→出雲→→→鬼?
いろいろと連想してしまいます。
中国の伝説の神獣、麒麟にも角があるし。
十戒で有名なモーセにも角があったり?(諸説あるようです)
こういうことを考えるのは、ロマンがあって楽しいです。
いつかどこかで、答えに出会えればうれしいなと思います。
ここの神社には、病気平癒のお守り『なぎ守り』や、動物のお守りも売っています。
家族全員(猫たちも含め)の健康を願い、なぎ守りを購入しました。
今年一年、家族や親族、ご近所さん、出会った方々全て、健康でしあわせに過ごせますように。
こんなたくさんの願いをするにしては安すぎるお賽銭を入れて、長々とお祈りしました。
出口付近にあった、十柱神社。
改めて神社のホームページを見てみると、拝殿の裏や周りにたくさんの社があるようで、今度はそちらも合わせてお参りしようと思います。
それでは、また次回。