この柿の実についた歯形をつけた動物が分かりますか?
12月3日に現場を確認したところ、ツキノワグマによる食痕であると分かりました。
折れた枝先には抜け毛が、幹には爪痕が残されていました。
この時期のツキノワグマは冬眠前に食いだめを行うため、餌がある場所に繰り返しやってきます。
収穫されない果実は、クマだけでなくサルやイノシシなどにとっても重要な餌資源となります。
果実に誘引された鳥獣が、集落周辺に定着することにもつながる可能性があるため、食べない果実は収穫して埋却するなどの適切な処理をお願いします。