7月6日(木)、雲南市大東町の長谷地区でイノシシ対策検討会を実施してきました。
最初に地区の代表者のほか数名で、被害状況を地図を見ながら聞き取りをし、現場を確認しました。
その後、13名の方に集会所でイノシシの習性と電気柵の効果的な設置方法を説明しました。
説明後、この長谷地区でどういった対策ができるかを話し合いました。
話し合いの結果は次のとおりです。
①被害マップを作成する
②補助金を活用してワイヤーメッシュを効率的に設置する
③イノシシの捕獲
これまで色々な地区で対策に取り組んできましたが、1年で被害がなくなることはほとんどありません。この地区でも鳥獣対策が上手くいくまで3年はかかるかも知れませんと伝えました。
ワイヤーメッシュの設置に関しても管理体制が非常に大事です。管理体制が不十分なまま広域に防護柵を設置して、管理ができなくなっている地区もあります。
数年先を見据えながら、集落ぐるみで取り組んでいくことが鳥獣対策成功の秘訣だと思います。