平成30年5月27日(日)、雲南市大東町にあるキャンプ場「かみくの桃源郷」で開催されたイベント「初夏の森フェスタ」(上久野地区振興会主催)にて、森林教室~山の博士と歩く森林クイズ~を開きました。
午前・午後各1回開催し、20名の親子の皆さんに参加していただきました。
森の博士さとしにいさん(当事務所職員)が、自然に興味のある子どもたちと一緒に「かみくの桃源郷」のなかを樹木や野草に関するクイズを解きながら約30分かけて散策しました。
「イロハモミジの種をちぎって飛ばしてみよう。竹とんぼみたいに回転しながら落ちて行くでしょう。この種の形を研究して、風車などに利用してるんだよ。」
「この幹の肌が白い木はシラカバ。」「クマが大好物の実がなるクマノミズキっていう木があるから行ってみようか。」
「溝のふちに小さなピンク色の葉っぱの植物が生えてるでしょう。表面はネバネバしていて、歩いてきたアリや止まったハエを溶かして食べちゃうんだ。モウセンゴケっていう食虫植物。人の指は溶けないから触っても大丈夫だよ。」
普段は何気なく見ている樹木や野草にも、いろいろな特徴や面白い生態があることを知ってもらいました。
この日の「初夏の森フェスタ」は、ライブやマルシェ、ツリーイングなど沢山のコーナーが設けられ、好天に恵まれたこともあって市内外から来訪された親子連れで大賑わいでした。