【雲南地域】森林・林業のお知らせ

(島根県東部農林水産振興センター雲南事務所 林業部が伝える情報ブログ)

「木材製品県外出荷しまね事業体連合」の加盟事業体を訪問

2016年05月19日 | 木材

  県内で加工生産した木材製品の県外販路拡大に取り組む「木材製品県外出荷しまね事業体連合」(以下事業体連合)に加盟している、管内2つの事業体(渡部製材所、飯石森林組合)を訪問、今後の取り組みについて伺いました。

 

 事業体連合は、県内の豊富な森林資源を活用して作った木材製品を県外にも売り込もうと、平成24年度に県内19の製材所等事業体で設立されました。これまで大阪、東京等の大都市で開催される展示商談会への出展、加盟事業体が生産する製品カタログ作成などを行い、設立5年目となる今年度は25事業体が加盟しています。

 県では主に県庁の林業課で事務局のお手伝いをしているほか、雲南事務所でも加盟製材所の相談窓口として支援しています。

 5月12日、林業課、大阪事務所職員とともに、渡部製材所、飯石森林組合を訪問し、今後の県外への製品PRに向けた意見交換を行いました。

 渡部製材所では、「鎧張り」、「新エンドマッチ技法」など様々に木を組み合わせた内外装材を取り扱っています。今年2月に大阪で開催された展示商談会への参加を踏まえ、今後は自社製品の使用事例を積極的に紹介、幅広い活用法を見てもらうことで、消費者ニーズの掘り起こしにつながればとの意気込みを伺いました。

 飯石森林組合では、柱などの構造材から造作材まで、幅広い製品を取り扱っており、今後県外への販路拡大に向け、品質と県内での納品実績を前面に出したPRに取り組んでいければとの意向を伺いました。

 雲南事務所では、引き続き加盟事業体との連絡を密にし、県外へのさらなる製品販売拡大に向けて、積極的に支援していきます。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る