6月25日~7月18日にかけて、雲南市大東町内の小中学校4校でツキノワグマの学習会を実施しました。
(6月25日 佐世小学校、7月4日 阿用小学校、7月12日 海潮中学校、7月18日 海潮小学校 で実施)
この学習会は、東部農林振興センター雲南事務所が主催し、雲南地域(1市2町)の小中学校の児童・生徒を対象として、ツキノワグマについての正しい知識を習得してもらうことを目的として平成27年度から始めて今年で4年目となりました。
学習会の内容としては、
・クマの生態
・クマと人との問題について
・クマと出会ったときの対応方法
についてクイズを交えながら、説明しました。
子供達は、皆、真剣に聞いてくれました。
学習会の後、感想を書いてもらいました。一部を紹介します。
【中学生】
「クマと共存してくためにはクマの食べ物を山で育てて、人間が住みやすい環境を作るように、クマにも住みやすい環境を作っていけばよいと思います」
「クマに会わないように柿などを収穫したりして、クマを人里に近づけないようにするのが大切だと分かりました。」
「ごみ拾いなど自分ができることを探していきたい。人と動物が共存できる社会になってほしいと思います」
【小学生】
「クマの学習会で分かったことを、クマについて知らない人もいると思うので、私もこれから自分にできることをしていきたい」
「今回学習したことは家族にも教えてあげて安全にくらしたいと思います」
などの感想を書いてくれました。
これからもツキノワグマについての正しい知識を普及をしていきたいと思います。