平成26年7月25、27日に奥出雲町オロチの深山きこりプロジェクト主催による普及啓発イベントを開催しました。
森づくりと林地残材搬出のための道づくりの参考とするため、講師に徳島県指導林家の橋本光治氏を迎え、「森づくり講演会」と「作業道開設研修」を行いました。
7月25日(金) 「森づくり講演会」 場所:亀嵩公民館
橋本氏は100ha規模の林業経営をされており、「3世代が生活できる森林ができるまで」をテーマに、実践されている多様で調和のとれた山づくり、低規格(2m程度)の高密度路網による木材生産などのお話をしていただきました。講演会には奥出雲町内外から37名が参加しました。
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7月27日(日)「作業道研修会」
橋本氏は「壊れにくい道づくり」を実践されており、森林所有者へのモデルとなる作業道づくりを昨年度に引き続き開設していただきました。
強固な道にするための土の締め固め方法や路面表面排水の方法などを実演しながらわかりやすく説明していただきました。
また、7月28日(月)には、町内で森林所有者への個別指導も実施しました。
森林所有者の森林で現地踏査により路線選定作業を行いました。
タナ地形を通ること、開設を避けるべき地形などを説明しながら線形のアドバイスをしていただきました。