《前回からの続き》
時間は朝の9時を回ったところか・・。
通勤のピークを過ぎた頃ではあったがあえてこの人目に付きそうな時間帯を選んだのは理由があった。
ある程度、人が多い方が雑踏に紛れ逆に目立たないと思ったし何より気持ちが楽だった。
それと今日この日、実行しなきゃいけないのがこの時間帯だったのだ。
そう、【オンナの時間】を満喫する為に・・・。
ボクは駅に向かって歩いていた。
駅は自宅のあるマンションから歩いて10分くらいのところだ。
【変身】したこの姿となっては日ごろ通いなれたこの道もチョットした
スリリングな冒険となる。
通りゆくサラリーマン達が早歩きで駅に向かう
ヘッドホン耳にどこか不機嫌そうな女子学生風の女の子・・・
【今ボクはどうゆう目で見られているんだろう・・】
不思議と気にすれば気にするほど大衆の視線がこちらに向けられているかのような気がしてくる。
ボクは人と目が会うた度に胸が張り裂けそうなくらい、ドキドキしていた。
【落ち着け~さっき管理人に見られた時は大丈夫だったじゃないか
それに今更ビビってどうするもう後戻りはできないんだもっと自分に自信を持て】
ボクはカバンの中から手鏡を出し再度自分の顔を確認し心を落ち着けた。
しばらくして駅に到着した。
切符を買って電車に乗る為の準備をする。
そして僕はホームの端へと急いだ
それは電車の先頭車両を位置する
そこは女性専用車両なのだ
専用車両は時間限定。だからボクはあえてこの時間を選んだ。
そして意図するコトはひとつ
この『空間』に【オンナ】として同じ時間を共有し何事もなく無事通過できればパス!
すなわちボクは【一人のオンナ】として認められたコトになるからだ。
電車が来るのを待つ。ボクはとりあえずチョット生真面目そうな眼鏡を掛けた女の子の後ろに並んだ。
電車がきた・・
ここでボクの緊張はピークに達していた。
『プシュー』
電車の扉が開く。
ボクは人の流れのままに電車の中へと乗りこんだ。
【やっべぇ女の人しかいねぇ・・。ま、当然か】
それなりに人がいたので座れなかった。
ただボクはその方が良かった。
座席に座ると目の前に座る人と正対し目のやり場に困るからだ。
【でもボクは今はオンナなんだからそんなの気にしなくたっていいのかな・・】
それにしたってまだまだ混雑する『普通』の車両を尻目に人口密度はだいぶ余裕がある。
【女性専用車両・・・つくづくオイシイ制度ができたもんだなオンナには】
こころなし、匂いも違うような気がする・・。
【イイ香りだ】
特に若い娘はいい香りを発している。
さながら女子高にでも潜入したような気分か!
そうボクは心の中で笑っていた。
今のところ怪しまれているような形跡はない。
こうなるとボクの気持ちもだいぶ落ち着いてきて若干の余裕すらでてきた。
【ボクがこのオンナの人達と『一体している』】
そう考えるとボクは無性に興奮してきた。
女の人に対してヤラシイ好奇な思いを抱くよりはどちらかと言えば
【オンナ】として見られ扱われるコトに異常なまでにボクは『エクスタシー』を感じるのだ。
【マ、マズイ】
ボクの男としての『名残』が硬直を始めだしてきていた。
今はスカートは履いているのに・・。
【これじゃ目立っちゃうよ】
オンナの人のあの部分が出っ張ってきてしまっていては非常にマズイ!
ボクはたまらずバッグでカモフラージュした。
そして目の前にはカワイイ制服に身を包んだ女子高生の姿があった・・。
【続く】
時間は朝の9時を回ったところか・・。
通勤のピークを過ぎた頃ではあったがあえてこの人目に付きそうな時間帯を選んだのは理由があった。
ある程度、人が多い方が雑踏に紛れ逆に目立たないと思ったし何より気持ちが楽だった。
それと今日この日、実行しなきゃいけないのがこの時間帯だったのだ。
そう、【オンナの時間】を満喫する為に・・・。
ボクは駅に向かって歩いていた。
駅は自宅のあるマンションから歩いて10分くらいのところだ。
【変身】したこの姿となっては日ごろ通いなれたこの道もチョットした
スリリングな冒険となる。
通りゆくサラリーマン達が早歩きで駅に向かう
ヘッドホン耳にどこか不機嫌そうな女子学生風の女の子・・・
【今ボクはどうゆう目で見られているんだろう・・】
不思議と気にすれば気にするほど大衆の視線がこちらに向けられているかのような気がしてくる。
ボクは人と目が会うた度に胸が張り裂けそうなくらい、ドキドキしていた。
【落ち着け~さっき管理人に見られた時は大丈夫だったじゃないか
それに今更ビビってどうするもう後戻りはできないんだもっと自分に自信を持て】
ボクはカバンの中から手鏡を出し再度自分の顔を確認し心を落ち着けた。
しばらくして駅に到着した。
切符を買って電車に乗る為の準備をする。
そして僕はホームの端へと急いだ
それは電車の先頭車両を位置する
そこは女性専用車両なのだ
専用車両は時間限定。だからボクはあえてこの時間を選んだ。
そして意図するコトはひとつ
この『空間』に【オンナ】として同じ時間を共有し何事もなく無事通過できればパス!
すなわちボクは【一人のオンナ】として認められたコトになるからだ。
電車が来るのを待つ。ボクはとりあえずチョット生真面目そうな眼鏡を掛けた女の子の後ろに並んだ。
電車がきた・・
ここでボクの緊張はピークに達していた。
『プシュー』
電車の扉が開く。
ボクは人の流れのままに電車の中へと乗りこんだ。
【やっべぇ女の人しかいねぇ・・。ま、当然か】
それなりに人がいたので座れなかった。
ただボクはその方が良かった。
座席に座ると目の前に座る人と正対し目のやり場に困るからだ。
【でもボクは今はオンナなんだからそんなの気にしなくたっていいのかな・・】
それにしたってまだまだ混雑する『普通』の車両を尻目に人口密度はだいぶ余裕がある。
【女性専用車両・・・つくづくオイシイ制度ができたもんだなオンナには】
こころなし、匂いも違うような気がする・・。
【イイ香りだ】
特に若い娘はいい香りを発している。
さながら女子高にでも潜入したような気分か!
そうボクは心の中で笑っていた。
今のところ怪しまれているような形跡はない。
こうなるとボクの気持ちもだいぶ落ち着いてきて若干の余裕すらでてきた。
【ボクがこのオンナの人達と『一体している』】
そう考えるとボクは無性に興奮してきた。
女の人に対してヤラシイ好奇な思いを抱くよりはどちらかと言えば
【オンナ】として見られ扱われるコトに異常なまでにボクは『エクスタシー』を感じるのだ。
【マ、マズイ】
ボクの男としての『名残』が硬直を始めだしてきていた。
今はスカートは履いているのに・・。
【これじゃ目立っちゃうよ】
オンナの人のあの部分が出っ張ってきてしまっていては非常にマズイ!
ボクはたまらずバッグでカモフラージュした。
そして目の前にはカワイイ制服に身を包んだ女子高生の姿があった・・。
【続く】