再評価？TSF日記 カテゴリ【憑依】

ふとしたキッカケ（後述）から、あるTSFを見返していたら、思いのほか興奮したという、しょーもない日記ｗ


2007年にGALLOPから出ていた、そのままズバリ【憑依】なるタイトルの、かなり暗めの作品。
当時から今に至るまで、そこまで熱心には観ていなかったのですけれど（笑）、あらためて確認すると、なかなか秀逸な仕掛けとストーリー。

‥ザックリ概要を書くと、自分を退学に追いやった大学教授に復讐をするため、妹のカラダを借りて現世に甦った兄。
なお、当作品では妹自身の「意識」はちゃんと残されていて、兄の脳内で語り掛ける手法を取っています。

そのカラダで友人（♂）に協力を依頼するも、代わりに『裸を見せてくれ』と懇願され、当初は難色を示すも、復讐をとげるため決断。
“観られる”ことに、だんだん気持ちよさを覚えてきたのか、妹のカラダで、男たちにストリップショー？を展開しますｗｗ
しかし、カレはいささか調子に乗りすぎてしまったようで‥‥


主役は現代でも立派に通用する正統派美女・桜木えり

（C）【憑依第1巻】より


合間に少し意味不明なシーンを挟んで、終盤はいよいよ温めてきた作戦を決行するくだり、クライマックスへ。
このJK好き教授役に扮した男性が、リアルに薄気味悪い！
もっとも、兄はそれも見越したうえで妹に憑依したのですが、当該シーンは先月、徳島県で女子高生に『キモイ』と言われて逆上した30代男の事件を、うっすら彷彿とさせます（苦笑）
‥無事、教授に復讐を果たし、でも「めでたし」とならないのが、このメーカーの作風。ちょっとした「どんでん返し」付きですｗ


憑依もの含め、まぁ全般に言えることですけど、TSFに意味の通じる（エロプラスな）ストーリーを“乗せる”のは難しい。
それでいて、今から10年以上前に、わりと複雑な物語に仕立てたチャレンジ精神、心意気は大いに買ってあげたいところ。

その特殊な憑依シリーズ、もちろん全てが「アタリ」ではありませんでしたけれど、なかでも良かった方。女優さんの演技も自然で上手かったですしね。
だいぶ空白の期間はありましたが、新たな発見もあり、売ったりしないでよかったです（笑）

新着！TSF日記 2020年7月編 カテゴリ【入れ替わり】

遅ればせながら【ノットリ】の新作を視ました。


入れ替わる対象（JK）を強引に拉致し、ヘルメットのようなものを被ってチェンジする、若干お粗末な設定ながらｗ、無事に完走。
‥というか、話が進むにつれて、想像していたよりも愉しめた印象です。

♂２名、♀１名による交互入れ替わり。これを繰り返すこと６回ｗ
主演の上川星空嬢は素のJKと、男の先輩（主犯）と後輩‥‥３人の人格を、なかなか見事に演じ分け「違い」がハッキリしていて面白い。
たとえば「後輩」バージョンでは念願かなって女の子になれた熱い感激が伝わってきたし、「先輩」が彼女と入れ替わった際には、一転して命令口調の傲慢。エロさも倍増！？
入れ替われば都度人格が変わるのも当然ですけど、この「当たり前」ができていないTSFも昨今、数多に見受けられ‥‥ｗ


先日観た加藤ももかも良かったが、上川嬢もかなりの演技派

（C）ムナクソ！誘拐→監禁→集団【入れ替わり】事件 〜か弱い女の子とDQNたちをボディスワッピング〜


あまりに「入り乱れる」展開は少し苦手にしておりましたが、男性陣含めた演者の上手さもあって、当作品ならまぁ許容範囲。
そのまま素直には終わらせなかった、クライマックスもまずまず。
‥なので、入れ替わり方が「ちゃっちい」からといって序盤で退散してしまっては、もったいないですよ（笑）


この作品を観て思い出しのは、漫画の「ついでにとんちかん」。
やはり、男女複数入れ替わりが展開された回（※１）で、ヘルメットではありませんでしたけれど、頭に専用の装置を乗せて、各々が元のカラダに戻ろうと奔走していましたｗ

もちろん、全ての人が私たちと同系統の嗜好を持っているとは限りませんが、でもどうでしょう‥‥
どうせ、どのみち入れ替わるのなら、おそらく大多数の人が「ヤロウ同士」は、なるべく避けたい‥一度「女子体験」をされてみたいのでは？


《関連》
■（※１）TSF系動画 「ほぼ」見放題？？ （過去記事）

新着！TSF日記 2020年「7・8月編」

直近のビッグコミックスピリッツ内【ジャガーン】の展開が良いですね。
TS後、色仕掛けでターゲットに近づくという、特撮シリーズなどで度々観られるパターンｗ

‥こういうのって「騙す側」もドキドキするんでしょうねぇ。
いかに本物になりきれるかが勝負、我々の界隈でもよくフォーカスされる「演技力」がモノを言いますから。
その点、当該作品の彼は♀化してからもうだいぶ経っているわけだし、特段問題はなさそうですけど…ｗ

週刊ビッグコミックスピリッツ 2020年33号【デジタル版限定グラビア増量「奥山かずさ」】（2020年7月13... 週刊ビッグコミックスピリッツ編集部 小学館

そんなシーンも収めた実写TSFがあれば萌え萌えなのですが、残念ながら、老舗・ロケット社にかんしては翌月も該当新作品は現時点で公表なし。
対して、いつぞやの【ノットリ】よろしく、カメラマン付きのドキュメンタリータッチで描かれる、新鋭・朝起きたらシリーズは、なかなか意欲的。
8月も新作が出る模様で、これで三ヶ月連続のリリースとなります。

実、今月リリースの第２弾「アニメ好き男子専門学生」編はスルー。
‥というのも、新作の情報が先に目についてしまい、どうせ買うなら「おじさん」が女学生に変身するらしい次作の方が、TSF的にはオイシイかなぁと（＾＾；
相変わらず、それまでと同タッチで描かれるようですけれど（※1）、そうした小さくはない「ギャップ性」にそそられるのは、TS好きの性でしょうかｗ

コロナ禍によって例年より新作の発売が少ないのは致し方ありません‥。
「量より質」となってもらえれば、むしろ望むところです。


《参考》
■（※1） 朝起きたら若い女になっていた男性会社員（44）を徹底取材 中身オタクのおっさんだけど、制服着せたら超美少女になったのでメス堕ちさせた 村瀬健太郎