T‐STYLE

ここは性転換、入れ替わり・憑依・変身モノ等を扱った作品を好む人達秘密の花園です☆
興味がある人は是非お立ち寄り下さい☆

ボディジャック ~ある男子中学生のts妄想より~ ≪投稿作品≫

2009-08-02 23:49:12 | 投稿作品
前回からの続き~


女生徒同士の雑談に、徐々に女性として、クラスに馴染む圭。
初めて入る女子トイレや、更衣室には、まだ抵抗を感じつつ、一日が終わろうとしていた。

『なぁ、授業終わったら、みんなでカラオケ行かない?』ある男子生徒が誘う。
みんな『良いね。行きたいなぁ』 『ねぇ、有希も行こうよ!』
もちろん有希はOKした。元々、女性の歌が好きな圭が地声で、思い切り♀歌を歌えるチャンス!


家で着替えるのが面倒なので、みんな制服のまま、カラオケボックスへ。
さっそく圭は、女性の歌を入力。思った通り好きな歌を女性の声で、キーもそのまま歌える。
TVさながらに、かわいい振付も、交えて、芸能人になりきる。
みんなから、歓声が飛び、すっかり女性アイドル気分になる。
みんなが次々歌を入力。徐々に盛り上がる室内。だが、そんな中、一人だけ輪に入れず、
うつむく少年が居るのに気付いた。圭の親友の信一だった。


『信一君、どうしたの?歌わないの?』
圭は、有希になりきり、♀らしい仕草で、話しかける。
『・・・』
信一は、元々、引っ込み思案で女子生徒とは、ほとんど話しをしないタイプだった。
ただ、顔を赤らめるばかり。ある女生徒が、小声で言う。
『そっとしておきなよ。タダでさえ友達亡くして元気ないんだからさ!』
有希 『そう・・』
その場は放っておいてカラオケに戻り、引き続き盛り上がった。


             


有希と帰り道が同じ信一は、しばらく二人で歩く。
有希 『ねぇ、信一君!今日、圭の家に線香上げに行かない?』
信一 『うん…そうだね。』言葉少なく答える。
有希と言っても中身は圭。本当の家に行くだけなのだが、他人として入るのも変な気分だけど・・。

家に着くと、圭の母親が迎える。
『まぁ、二人とも久し振りね。息子も、天国で、喜んでるわ。会って行って下さい』
仏間に招かれる。圭は、自分の遺影に複雑な心境だが、とりあえず手を合わせる。
信一も横で手を合わせて泣いていた。
有希 『ねぇおばさん。圭の部屋に行って良いですか?思い出に浸りたいし』
・・と言いつつ強引に信一を連れて行く。

有希 『懐かしいんじゃない?あなた達、良く二人で遊んだんでしょ?』
信一 『なにが言いたいのかな?』
有希 『…でも、圭は、私の胸の中で生きてるだけよ。感じるでしょ?これが今の圭よ』 
わざと手を握り、鼓動を伝える。
有希 『つまり私を圭の代わりだと思って…と言うのは酷かな?』
圭は、♀として、初めて♂に告白した。


圭は今までネカマで、たくさんの人に不快な思いをさせてきた経験あり罪滅ぼしの
意味も込めてヘコんだ♂達を元気付けたいだけだった。本当に♀として相手を
喜ばせたかったが、叶わず。罪の意識から、身近な友達に優しく振る舞う・・・


信一は、顔を赤らめながらモジモジしているだけだった。
しかし、圭は、信一が有希に気が有るのを以前から知っている。
それに、自分が常に女性らしく振る舞える様に、身近で見てる人が居た方が良い。


信一 『有希の胸には、いつも圭が存在…。圭は、ある意味、有希の体を独り占めしてるんだね。…羨ましい』
Ts趣味もある信一・・有希の胸元を見ながら赤面する。
有希 『だから、あなたが監視していて。私に悪さしたら、圭を怒りつけて!』
信一 『・・解ったよ』

【交際成立】

圭は、有希として一層♀に磨きをかけなければならなくなる。


圭は、別に男と付き合う趣味などなく、それ故に、わざと身近で女性に免疫のない男を
彼氏に選んだだけだった。いきなり【H】にならないだろうし。身近な存在にも完全に
女性と見られている自分に、しみじみエクスタシーを感じている圭・・
『そろそろ帰ろうか。家の人達にも迷惑だし』 
二人は、手をつないで帰宅の道を歩く。
・・やがて有希の家に着いた圭は、部屋の鏡に向かって、笑う。

【まずは初日、大成功。明日は、どんな一日になるかなぁ】

しばらくは、鏡の中の自分に見とれたままの圭だった。


圭は、さらに有希の体を堪能する為、鏡に向かってセクシーなポーズをしてみたり、
細かく表情を変えながら観察してみる。やがて夕食の時間。慌てて私服に着替えて、
食卓に…なるべく家族とは話さない様におとなしく食事する。
普段やらない食器洗い等で女性らしく振る舞いながら平素を装う。やがて入浴・・。

若干、興奮気味に部屋に戻る圭。今日は、すっかり疲れてしまい、早目に就寝する事にした。



圭の母親 『けい…圭…』
・・激しい振動と母親の声に圭が目を覚ますと、病院で寝ていた。
圭 『…ここは?』
・・気が付くと、自分は男の声で話している。
慌てて体を触ってみると、完全に男の体である。
圭の母親 『あんた事故で三日間も昏睡状態だったんだよ。助かって良かったわ』

圭 【じゃあ、今までのは、全部夢だったのか。ずいぶんリアルだったなぁ】
   【そういう願望が強すぎたから、死にかけた時に夢が、叶ったのかも・・】


圭の枕元には、普段大切にしているtsf物の漫画が、たくさんおいてあった。

≪終わり≫

今後ともTS普及の為に益々頑張って参りますので応援の程、ヨロシクお願い致します!
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コメント (6)
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TSF・投稿作品のご紹介☆

2009-07-31 22:26:39 | 投稿作品
最近、このブログを通じて色々な人との出会いがあり、私自身も
運営の方を楽しませて頂いております。

『こんな作品があります。』とか『私ならこうします!』などといった、
意見や要望を共有していくサイト作りもなかなかいいものですね!

やはり個人では情報量やネタ収集にも限界がありますから性転換ファンの
方達と一緒になって作り上げていく、そんなサイトも私の理想でした。


そこで今回は当ブログにせっせとTSF小説を投稿してくださった
キカイダー02さんの作品をご紹介しておきたいと思います。

学校を舞台にしたJ・KへのTSで描写が実にリアル。
内容もグロくなく、『俺ならこうするだろう・・』
そういった萌えツボがふんだんに詰まっております。

是非TS界・期待の新鋭のこれからの活躍に、ご期待ください!
すべての要望に応えられるか分かりませんがもしここで作品を紹介して
欲しい人がいたら是非私のところまでご連絡ください!

『同志』の為に極力、力になりたいと存じております。
お問い合わせはどうぞお気軽に!


ボディジャック ~ある男子中学生のts妄想より~  


有希の体に乗り移った圭は、制服姿の有希『自分』を鏡に写して、微笑む。

【やっぱりかわいい・・憧れの女性と一体になれるなんて幸せだなぁ】

自分で体を触りながら、一体感を確認する。続いて、なるべくかわいい私服に着替え、
更に鏡で見とれる・・

【次は、精神面だよな!日記を読むとか普段読んでる雑誌とかで、気持ちの一体化だ。
完全に女性化して明日には、外で有希として振る舞える様にしなきゃ!】

この日の圭は、有希のプライベートなスペースを全てあさるのである。



有希として目覚めた圭は、身なりを整えるために鏡に向かう。
寝起きの有希の姿に興奮して、本来なら、部分的に元気になるはずだが、
今は付いてない(笑)だが、スウェットの上下で体のラインが、くっきり見える上、
髪が、ボサボサで眠そうな有希の表情には、妙に、そそられた。

【この姿が、全て自分の物なんだ・・】

改めて幸せを噛み締めながら、髪の毛を整える。セットを済ませた後、朝食等を
素早く済ませた圭は、制服姿になり、有希として初めての登校に緊張を覚える。

【もう行くしかない!】

勇気を出して学校に向かって歩き出す。

友人:『あ、有希。おはよう!元気になったんだね』

女生徒が、普通に話しかけて来る。

有希:『おはよう!元気になったわ』精一杯、女らしく答える。

友人:『良かった!ところでさ・・』

と、何の違和感もなく普段の有希と思い込んで話しを続ける。
やがて♀友達ばかり集まって来て、集団で登校。♂の時の圭なら、こんなに♀に
囲まれる環境など、有り得なかった。とても新鮮な感覚である。♂には無い独特な
匂いと雰囲気に囲まれながら登校した。


学校に着いてからは、男子生徒も、話しかけて来る。しかも顔を赤らめながら。
いつもの圭の時とは全然違う紳士的な態度に吹き出しそうになりながらの対応。
席に着いた有希は、授業の準備を始めた。今まで履いた事のないスカートや、
時々、二の腕に当たる自分の胸の『むにゅっ』とした感触に萌えながら・・(汗)

授業中、時々両腕を上に伸ばしてあくびをする有希。
その度に、男子生徒の視線は、自分の胸部に集中するのを感じる。

【魅力的な女って、こんなに男の視線を感じながら生活してるんだ・・】
【見た目って、かなり重要なんだなぁ】

辛い反面、魅力的な女で居られる自分に酔う圭。胸が大きくなった分、胸に抱く
感情が増える戸惑い、興奮・・


続く


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