新年あけましておめでとうございます。
2015年もどうぞ、よろしくお願いいたします m(__)m
今年一発目ということで何をしたためようか迷いましたが、せっかくですので年末に読んだ面白かった本の話でもしましょうかね。
それは図鑑のような本で、読むというよりもどちらかといえば“視覚的”に愉しめるものでした。
黒沢哲哉編著・「よみがえるケイブンシャの大百科」...
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「解説付き」は昭和時代の大百科まで
筆者の世代もそうでしたけど、現在30代40代くらいの方なら幼い頃、友達の家などにいくと、本棚には必ずといっていいほどケイブンシャシリーズの本を見かけなかったですか?
それほど我々世代に浸透していた、文庫本サイズの小型の本。20年以上発刊され続けてきたあのシリーズも、No.697「デジモンテイマーズ大百科 完結編」(2002年)を最後にして、ひとつの歴史に幕が下ろされました。
その世に出た多くの“大百科データ”を一冊の本にまとめたものが、上記の本です。
一たび中身を覗いてみれば、まぁ懐かしいのなんの!あまりの懐かしさと久々に出合えた“感激”で、ページをめくる手が止まりませんでした。
一般的にはウルトラマン等の「特撮系」が馴染み深く、実際に勁文社内でもいちばんの売り上げを誇ったそうですが、あらためて歴史を辿っていくと、あるわあるわ‥‥多種多様なマニアック本の数々。
「THE タケちゃん・マン大百科」や「ウンチの大百科」、「天空の城ラピュタ大百科」「清原和博大百科」(右2冊はガチで欲しいっ!)なる本があったとは、まったく知らなかった。
それとオカルト・心霊系の類が実に多いこと!今も昔も、『怖いもの見たさ』に恐怖を欲する子供たちは、たくさんいたのですなぁ。ものによって定価の何倍もの価格で、現在高騰している希少な本もあるようです。
本当に資料価値としても高く、眺めているだけでも愉しいのですが、写真に添えられている短い「解説」が、これまた面白い。
と、いいますのも、本によってはけっこうムチャクチャな内容の大百科もあり、それについて冷静に突っ込んたりダメだしをしている様が実に愉快なんですね。当時の“つくり手側”だって、もちろん真剣だったのでしょうけど、なんだかそれが逆に「滑稽」にも映ってしまい‥(笑)
つくり手といえば、巻末にある制作に携わった方々のインタビューを収めた「大百科列伝」や、当時の苦労話やうんちくを披露している「大百科伝説」は読みごたえあり、読み物としてもなかなかです。
最後の項で語られている【大百科の歴史は昭和後期の子どもの文化史そのものといってもいい】 が本当にすべてだと思います。昭和末期の頃にもなると、より専門性やマニアックさも増し、大のオトナでも愉しめるような仕様になっている本も増えだしました。
私も調べごとをするのに(主にTS関連w)久々に引っ張り出したこともありましたが、特にウルトラマンシリーズの全話紹介などは、かなり助かりましたよね。
童心に返って懐かしさにふけるのもよし、資料として部屋に一冊置いておくのもよし。
ただ、愉しい解説と鮮やかなカバー写真の数々を眺めているうちに、どうしても中の本が欲しくなってきてしまうのが玉にキズ‥なのですけど(笑)
≪関連≫
■「ウルトラマンレオ」がTSファンにもオススメな件 (過去記事)
2015年もどうぞ、よろしくお願いいたします m(__)m
今年一発目ということで何をしたためようか迷いましたが、せっかくですので年末に読んだ面白かった本の話でもしましょうかね。
それは図鑑のような本で、読むというよりもどちらかといえば“視覚的”に愉しめるものでした。
黒沢哲哉編著・「よみがえるケイブンシャの大百科」...
「解説付き」は昭和時代の大百科まで
筆者の世代もそうでしたけど、現在30代40代くらいの方なら幼い頃、友達の家などにいくと、本棚には必ずといっていいほどケイブンシャシリーズの本を見かけなかったですか?
それほど我々世代に浸透していた、文庫本サイズの小型の本。20年以上発刊され続けてきたあのシリーズも、No.697「デジモンテイマーズ大百科 完結編」(2002年)を最後にして、ひとつの歴史に幕が下ろされました。
その世に出た多くの“大百科データ”を一冊の本にまとめたものが、上記の本です。
一たび中身を覗いてみれば、まぁ懐かしいのなんの!あまりの懐かしさと久々に出合えた“感激”で、ページをめくる手が止まりませんでした。
一般的にはウルトラマン等の「特撮系」が馴染み深く、実際に勁文社内でもいちばんの売り上げを誇ったそうですが、あらためて歴史を辿っていくと、あるわあるわ‥‥多種多様なマニアック本の数々。
「THE タケちゃん・マン大百科」や「ウンチの大百科」、「天空の城ラピュタ大百科」「清原和博大百科」(右2冊はガチで欲しいっ!)なる本があったとは、まったく知らなかった。
それとオカルト・心霊系の類が実に多いこと!今も昔も、『怖いもの見たさ』に恐怖を欲する子供たちは、たくさんいたのですなぁ。ものによって定価の何倍もの価格で、現在高騰している希少な本もあるようです。
本当に資料価値としても高く、眺めているだけでも愉しいのですが、写真に添えられている短い「解説」が、これまた面白い。
と、いいますのも、本によってはけっこうムチャクチャな内容の大百科もあり、それについて冷静に突っ込んたりダメだしをしている様が実に愉快なんですね。当時の“つくり手側”だって、もちろん真剣だったのでしょうけど、なんだかそれが逆に「滑稽」にも映ってしまい‥(笑)
つくり手といえば、巻末にある制作に携わった方々のインタビューを収めた「大百科列伝」や、当時の苦労話やうんちくを披露している「大百科伝説」は読みごたえあり、読み物としてもなかなかです。
最後の項で語られている【大百科の歴史は昭和後期の子どもの文化史そのものといってもいい】 が本当にすべてだと思います。昭和末期の頃にもなると、より専門性やマニアックさも増し、大のオトナでも愉しめるような仕様になっている本も増えだしました。
私も調べごとをするのに(主にTS関連w)久々に引っ張り出したこともありましたが、特にウルトラマンシリーズの全話紹介などは、かなり助かりましたよね。
童心に返って懐かしさにふけるのもよし、資料として部屋に一冊置いておくのもよし。
ただ、愉しい解説と鮮やかなカバー写真の数々を眺めているうちに、どうしても中の本が欲しくなってきてしまうのが玉にキズ‥なのですけど(笑)
≪関連≫
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