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TSF日記 2021年2月「憑依×4」編

2021-02-22 16:30:11 | 作品紹介 一般以外.8
連続テレビドラマをまともに観るのはだいぶ久々なのですけど「現実」とリンクさせているものが、近ごろは多いようです。
先の【天国と地獄~サイコな2人~】でも、彩子(中身・日高)にコ〇ナ感染を疑わせる描写がありました。
ん~今はいいのですが、何年か経ってからこの作品に触れた視聴者は、それらを観て一体何を思うのでしょうね。

その際に繰り出されたのが、男女入れ替わり物語における、女性目線の王道的ともいえるセリフ、『私のカラダなんだからね』
大抵は性的なことを指すのに、ここでは『あんた、ちゃんと私のカラダを労わりなさいよー』という意味でしょう?病気なんか罹らずに。
‥これもまた、新しいTSFのカタチとなるのですかね。
直近の回を観たかぎりでは、日高以外に、どうやら真犯人が他にいそうな気配。謎多き同居人も今後どうストーリーに絡んでくるのか、目が離せません。



話題は変わり、先日リリースされたばかりのスイッチ系性転換作品【憑依ドラッグ】を視聴いたしました。





‥えぇ、DVD を買いましたよ(笑)
「ボディジャック」のような、さまざまなヒト(♀)の身体を行き交うのではなく、あくまで「ひとつの身体」をシェアするイメージ?
それがパッケージに映っている女性「RIKA」で、嬢の中に複数名の男が憑依します。
なので、この手の作品としては、わりと珍しいパターンかも。

RIKAを演じたのは、過去にTSF出演経験がある、おなじみの逢見リカ
‥事前の監督インタビューで、彼女は『憑依センスがある』そんなふうに仰っていましたが、言い得て妙。
乗り移った(憑依した)男の数だけ、まったく別の顔を覗かせてくれます。


昔から彼女に憧れていたという「ストーカー」のバージョンで、いきなり迫真。
TSFではいわば定番、自分を「愛しむ」章ですが、演者と作り手によってこうも違ってくるのかと‥。

異性になって快感を味わってみたいオジサンが出てきた、肉体の「感度」に焦点が当てられた章もなかなかに秀逸。
オトコを演じられる女優はあれど、ヘンタイさんまでも巧みに演じられる女優は、そう多くはいませんw
演技も申し分なく、嗜好や視点が重なる部分もあって正直、自分はコレだけで元が取れた思い(笑)

「女になってムカつく男に復讐したい」という男に、半ば強制的に憑依をさせられ、攻められまくる男が他にもいたりと、バリエーション豊富。
前者は少々あからさま過ぎるきらいがあったので、嬢しか成しえない、絶品な「なりすまし」演技なんかも観られれば尚マニアたちの心をくすぐった?

一見鮮やかなラストシーンは、なにか懐かしい食感‥。やはり、タダでは済みませんでしたね 《了》


※注:全体のノリ自体は、ほぼほぼ「ノットリ」

(C)憑依ドラッグ 女の体になる欲望をかなえる究極の女体化エロス 逢見リカ


《俺評価》★★★★☆



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1 コメント

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これぞ映画 (運行さん)
2021-02-28 09:29:04
投稿拝見して、内容をみてみました。
ラストシーンこそ映画の手法そのものです。
戻ったか戻らないかはみている人の判断に任せるとか映画の作り方でした。
ラストシーンの手紙はいらないけど、この監督さんはこういうのも撮れるんですね。
単純に見れば戻ったですが、オーナーがリカに成り代わって、店を出たとも見える。
どちらも正解でしょう。
メッセージ性の強いAVです。
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