アメリカでは先日、
バン・ジョーンズ大統領環境問題諮問委員会(CEQ)特別顧問が、2001年9月11日の同時多発テロに関する捜査嘆願書へのネット署名を批判されたことを受け、辞任したそうである。
(
米大統領特別顧問、ネット署名問題で辞任 )
バン・ジョーンズ大統領環境問題諮問委員会特別顧問は、
環境問題や医療保険改革を担当していたそうだから、
国営の医療保険を創られる事を阻止したいグループによって、追い詰められたのではないかと言う疑いを禁じえない。
9・11事件について疑問を持って、9・11についての捜査嘆願書に、
インターネットで署名したと言うだけの事で辞任する事になったそうである。
彼を辞任に追い込込んだのは、この署名問題が問題だからではなくて、
保険会社のロビイストが暗躍していたそうだから、
何かに難癖を付けてバン・ジョーンズ氏をその役から外して、
オバマの健康保険改革を頓挫させようと、企んでの事だったのではないかと言う気がする。
このやり方は、日本でも度々やられている、彼等(利権保有者達)の常套手段であったし・・・・・
安倍元総理の時、何とか還元水とかいう、
500万円かそこらの使い込みを論われたり、
もっと大きな事を追及してほしいのにと思うような、小事件ばかりが追及されて、
やたらと閣僚の辞任が続いたものだった。
そして農水大臣が何人も変えられ、自殺した農水大臣まで出たのだった。
安倍総理は憲法改正とか右翼的なことに熱心で、
国民の一人としては賛成できない総理大臣だったので、
私は複雑な気持ちではあったけれど、
安倍総理がアメリカの期待に答えた政治をせず、
アメリカの担当者の気に入らないから、
安倍内閣は嫌がらせをされているのではないかと、感じさせられていたもののだった。
これから民主党が政権に就いて、
誰かの利権に絡む事を実行しようとし始めた時、
この手の妨害が続出するのかもしれないな~と、
ちょっと心配になるようなニュースであった。