初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第678回】顧客ターゲットの絞り込み

本質的なところを磨き続けない限り、

企業の長期的な発展はあり得ないと

いつも個人的に思っています。

住宅会社における本質的なところって何か?


その問いを考える際にいつも思う事は

消費税が5パーセントから8パーセントに

なった時点で、ローコスト的な発想で

家づくりをしていた会社は軒並み苦戦

を強いられているという事実です。

安価であれば良いというお客様が激減しま

したので、一般的な会社は”我が社の付加価値”

を探し求めております^^;


ですから、こだわりが無い会社が、こだわり

をだそうと必死です^^;


地域密着の会社の経営を

サポートしている私の友人も良く言うのですが

自社の商品が上質になってきた際、

注意すべきことがあるとのこと。

それは、商品の質感が上がれば、接客の仕方も

変えなければいけない、ということです。

軽自動車を販売しているお店と高級外車を

扱っているお店の接客、店の作り方は違います。

1着2万円のスーツを販売しているお店と、

1着30万円のスーツを販売しているお店の

接客の仕方が異なるのもしかり。

しかし、スムーズに移行出来ていなく

形だけは大手と地元ビルダーの競合という形と

なっていますが、お客様の本音としては、接客

態度や対応から、”値段的には安価にすみそうだ”

という烙印を押されておるとのこと^^;


金額だけが独り歩きしていて、働いている社員

達も、なぜ価格をアップしたかについて認識

している人は少ないのだと思います。


逆を返すと、会社としての顧客ターゲットの

絞り込みが出来ていないとも言えます。

またまた、長くなりそうなので


続きは次回^^
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