今の家づくりの問題の一つに足元の冷たさがあげられます。上下の温度差ムラは
断熱性能を高くすることでかなり解消できますが、完璧ではありません。
また、日本の家は靴を履かずに生活しますので、足裏から直接熱が奪われます。
足の裏の「冷っ」とした感触は快適とはいえません。
床暖房が人気があるのは、こうした体験を多くの人がしてきたからです。ただし床暖房
で快適な環境をつくるのはなかなか大変です。これは輻射という現象は、反射はしても
回り込む事はしません。熱は真っすぐ進むのです。また暖房器具と人との間にある空気を
暖めません。さらに輻射の熱エネルギーは、距離の2乗に比例して弱くなってしまいます。
その為、断熱性能が不足していたり、温熱設計がうまくいっていないと人には熱が届きません。
つまり、床暖房を快適かつ省エネに使うには、高断熱・低温・大面積という条件をすべて満たす
事が必要です。その1つでも欠けると快適性と省エネの両面で劣る事になってしまいます。
また....... 続きは次回にしますね^^
最新の画像もっと見る
最近の「住宅」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事