大阪の用事を済ませてから、また京都に戻り、少し時間があったので、太秦の『広隆寺』に行って来たよ
ここにある弥勒菩薩さま、仏像の好きだったお父さんが、よく会いに来てたんだよね~京都市観光文化情報システム
とっても優しいお顔の弥勒菩薩さまを、眺めながら、お父さんも、おんなじような思いで、ここに立ってたんだろうな、、、って、大好きなお父さんのこと思い出してたよ
十二月の十六日、それは、まさちゃんの大切なお父ちゃんが、天国に旅立った日・・・
十四年前の今日、雪がたくさん降っていた
すごく寒い十二月だったよ
お父ちゃんは、兄貴の家のそばの病院に入院しててね、上の兄貴とお姉さんが、毎日一生懸命に看病してくれていた
まさちゃんは、遠くにいるし、そんなに度々は、行けなかったけど、何回か病院に会いに行って、自分の体が自由に動けなくなったお父ちゃんを見るのが辛かったよ~
出来れば、すっとそばに居てあげたかったけど、まだ子供も小さかったし、そうも行かなくて、電車で日帰りに行くのがやっとだったな
入院してる病院がふるさとから離れていたので、屋上から見える芦屋の夜景を見ながら、きっとふるさとの海を思い出してたんじゃないかな、、、、って、兄貴が言っていた
まさちゃん、小さい頃から、お父ちゃんっ子やったんよ
子煩悩だった父は、子供をとっても可愛がってくれたし、とりわけ、まさちゃんは、女の子一人だったから、随分お父ちゃんには、可愛がってもらったよ~
そんなまさちゃんが、遠い遠い所に嫁ぐって決まったとき、お父ちゃん、きっと寂しかっただろうな・・・
そんな素振りは、ちっとも見せなかったけれど、まさちゃんが、こっちに来た頃は、なんにも用事ないのに、よく電話をかけてきてきれたよな、、、
お父ちゃん、元気なころは、毎年、春と秋に、小さな車に、入りきれないくらいのお土産やら、何やらいっぱいに積んで、お母ちゃんと来てくれていた
今でも、お母ちゃんが、まさちゃんちに来ると、必ず、お母ちゃんの夢に出て来てくれるんだもん、ずっと、来てくれてるんだよね
お父ちゃん、お父ちゃんに恥ずかしくにように、まさちゃん、頑張っているからね安心してな~
相変わらず、甘えん坊のまさちゃんだけど、家族と一緒に幸せに暮らしてるよ
お父ちゃん、お母ちゃんやみんなをこれからも守っていてね
あなたの娘で、ほんとによかった~
お父ちゃん、ありがとう
今日も来てくれた、あなた、どうもありがとうね
今日も元気にがんばろうぜ!