ようこそガンバ
昨日は、能登半島地震で、旅館に避難されている方々に、炊き出しのボランティアをしに行って来たよ
地震から四ヶ月も経ってしまったけど、家も町も失った人達が、まだまだたくさん避難されていて、旅館のご厚意で、以前よりは少ない人数になったものの、義援金だけの協力だけでなく、何かしてあげられないかな、、、とずっと考えていた
いろんな事が次々にあって、なかなか行動に移せなかったけれど、やっと段取りが出来て、昨日の夕飯に温かいおうどんを皆さんに提供することにした
夜のボランティアだし、どれだけの仲間が一緒にやってくれるか心配だったけど、お陰さまで、たくさんの仲間が一緒に手伝いにやって来てくれて、お世話をしているまさちゃんは、とっても嬉しかったよ
少し早めに準備して、用意が出来たら、もう五時半ぐらいから、高齢の方が食べに来てくれて
「うどんは、久しぶり~」って言って喜んで下さった
車を持っている被災者の方は、たまに町に出ていろいろ食べられることもあるだろうけど、おじいちゃんやおばあちゃんになると、多分そこで提供される食事しか食べられないんだろうね・・・
おうどんに、お料理やさんで、作ってもらった美味しいタケノコご飯もつけて、毎日お弁当ばかりの皆さんは、嬉しそうだったよ
避難されている方も、当初よりは随分減ったけど、このおじいちゃんやおばあちゃんは、これからどうされるんだろう、、、って思った
被災者の皆さんをこうしてすぐに受け入れてあげた旅館さんは、偉いなぁ~って思う・・・
おうどんを食べながら、あるテーブルで楽しそうに話しながら笑い声が聞こえたので、こちらまでほっこりした気持ちになれたよ
ある女の方は、おうどんを食べて帰り際、御礼を言ってくれて立ち止まり
「バスに乗って、何処へ行くのか分からなかった、、、そしたら、こんないい旅館に連れて来てもらって、90歳の親に孝行出来ましたよ~着いたら,社長さんが自ら部屋割り決めてもらったり、市役所の人も優しかった
ほんとに感謝しています」って話して下さった
あるおじいちゃんは、地震が7.5ほどの震度で、外に出たから助かったけど、家に居たら、命は無かったし、それはそれは恐ろしい揺れで、
震度5以上の地震は来ないと思ってたと話してくださったよ
ほぼ皆さん食べに来てくれて、片付けも終わり、まさちゃんが仲間の皆さんに御礼を言ったら、会場に一人の若い女性が残っていてくれて
「皆さん、今日はどうもありがとうございました・・・被災者を代表して御礼を言います」ってみんなに聞こえるように大きな声で御礼を言って下さった
一人でも二人でも、少しでも喜んでもらえる人がいてくれたらいいな~と思ってた
やっぱり、みんなの力はすごいね
こないだ天国に旅立ったお母さんの洋服にアイロンをかけて、一枚一枚綺麗にナイロン袋に入れて持って行ったら、ほとんどの洋服を皆さんが、部屋に持って帰ってくれて
仲間が用意した食器類やタオルなんかも、喜んでくれたみたいだよ
能登の復興は、まだまだ先が見えないし、小さな力でもいいから、ずっと応援する気持ちを忘れないようにしたいし、出来ることを続けて行こうと思ってる
そして決して、人ごとではないことを心に留めておきたいと思う
みんなが笑顔になれる日が来るまでね~
さ~ぁ!今日も一日笑顔でガンバ
みんなボチボチ元気出して頑張ろうぜ
いつも来てくれて、ほんとにどうもありがとう