野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

雄しべも雌しべも花弁となった千重咲きの白椿「本所白」(椿シリーズ51)

2020年04月04日 10時32分09秒 | 

雄しべも雌しべも花弁となった千重咲きの白椿「本所白」。バラのようにもこもことさくのがかわいい。

(2020-03 東京都 神代植物公園) 

 

 


早春に出会うのが楽しみな「ヒトリシズカ」(高尾の花12)

2020年04月04日 08時53分16秒 | 

早春に出会うのが楽しみな「ヒトリシズカ」。名前のよさも忘れられない。見えるのは雄しべだけで、花びらも萼もないというユニークな花だ。

(2020-03 高尾山) 

 

ヒトリシズカセンリョウ科

山麓から山の上までの林下や草原に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。茎の上部に4枚の葉が茎をかこむようについており、その中心から1本の白い花序(かじょ:花をつけた茎)が立っている。その姿を優雅に舞う静御前(しずかごぜん)にたとえて「一人静」の名が付けられた。花序の長さは3センチほどで、白いブラシのようである。白く見えるのはすべて雄しべで、花びらも萼(がく:花の外側にある、葉の変化した器官)もついていないところが特徴である。茎は真っすぐに立ち、のびはじめのころは赤紫色を帯びているものが多い。葉は長さ約6~10センチの先がとがった楕円形で、光沢がある濃い緑色をしており、ふちには鋭い鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)がある。花が終わると、直径約2.3~3ミリの球形の実をつける。

季節|4月上旬~5月上旬頃
高さ|約10~15センチ
場所|裏高尾、奥高尾、南高尾

 

 

 


三色の八重の花が枝垂れるハナモモ「源平枝垂」(20-031)

2020年04月04日 07時39分03秒 | 

白花と赤花、そして白地に赤の絞りの入る三色のハナモモ「源平枝垂」。写真のものは八重咲の白の花弁にほんのりと赤が載っている。三色の花がしだれる枝に咲き乱れるのは美しい。

(2020-03東京都 神代植物公園) 

 

 


花弁の表が藤色で、裏が赤紫色のユニークなバラ「グレーフィン・ソニア」(薔薇シリーズ150)

2020年04月04日 07時23分38秒 | 

花弁の表が藤色で、裏が赤紫色のユニークなバラ「グレーフィン・ソニア」。裏の紫が透けて、微妙な色彩感をかもしだす。咲き始めは半剣弁高芯咲きだが、やがて剣弁ロゼット咲きになる。名前はドイツ語で「ソニア伯爵夫人」。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

バラ「グレーフィン・ソニア」

グレーフィン ソニアの詳細
表弁が藤色で、裏弁が赤紫色の特徴のある品種です。花形が崩れず、長持ちします。花色は、「ソニヤ伯爵夫人」の意。

品種名 グレーフィン ソニア
英語名 Grafin Sonja
系統 ハイブリッドティ
作出年/国 1994年/ドイツ
作出者 W.Kordes & Sons
香り 軽い
開花習性 四季咲き
花形 半剣弁高芯咲き 10㎝
樹高 1m