小さな白い花が集まって手毬のようにもみえる「コデマリ」。枝垂れてさくところは華やかだし、アップでみるとさらに華麗だ。今の時期にいたるところで花を開いている。
(2020-04 川崎市 道端)
コデマリ(小手毬)の特徴
コデマリ(小手毬)はバラ科の落葉低木で株元から多くの枝を出し、主幹のない高さ2mほどの株立ちになります。1cmに満たない白い小花が20以上も集まって3cmほどの小さな手毬(てまり)のような丸い花序を形成します。別名をテマリバナともいいます。長く弓なりに伸びた枝に、白く毬のような花をたわわに咲かせます。まるで花の重みで枝がたわんでいるいるようで、ため息の出る美しさです。
ヒコバエという細かい枝を株元から次々と出して、株全体が大きくなります。庭木の根締めや公園の境栽などに広く用いられます。また、コデマリ(小手毬)は秋の紅葉も美しい植物です。移植や栽培が容易なので、観賞用として古くから栽培されています。切花としても人気の植物です。
コデマリ(小手毬)の詳細情報
園芸分類 庭木、落葉
草丈・樹高 1~1.5m
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 白
開花時期 4~5月