寒い頃から花を開く真っ白な水仙「ペーパーホワイト」。古くから到来した帰化植物で、園芸品種ではなく、原種だという。日本水仙と違って黄色のアクセントがないが、真っ白の清楚な水仙もいいものだ。
(2020-02 川崎市 道端)
ペーパーホワイト
原産地:地中海沿岸地方
渡来時期:平安時代
生育地:-
学名:Narcissus papyraceus
英名:Paper White Narcissus
別名:シロバナスイセン(白花水仙)。フサザキスイセン
目名:ユリ目
科名:ヒガンバナ科
属名:スイセン属
草丈:15cm~50cm
開花期:12月~1月
詳細
ペーパーホワイトはタゼッタ(房咲き)水仙の一種で、日本水仙と同時期に咲く真っ白の水仙です。日本水仙は黄色い副花冠が特徴ですが、こちらは副花冠が黄色ではなく白です。遠目に見ると花冠も普通の日本水仙に比べて真っ白です。
なお、ペーパーホワイトは地中海沿岸地方原産で、日本には平安時代に薬草として伝わったと言われます。園芸品種ではなく、立派な水仙の原種とのこと。
名前の由来は花弁が紙のように白い事から。