白の花弁に濃い紫の筋が入るタカオスミレ。高尾山の名産である。葉の表が赤紫色なのですぐに分かる。距も薄紫のなのがかわいい。
(2020-03 高尾山)
季節|4月上旬~5月上旬頃
高さ|約5~12センチ
場所|1号路、蛇滝、裏高尾
白の花弁に濃い紫の筋が入るタカオスミレ。高尾山の名産である。葉の表が赤紫色なのですぐに分かる。距も薄紫のなのがかわいい。
(2020-03 高尾山)
クリーム色から黄色の花弁に濃いピンクの覆輪のバラ「あけぼの」。夜明けの赤らむ空を思わせるシックなバラだ。剣弁高芯の花弁の末端が波打つのも優雅だ。1961年に日本で作出されたバラだが、現在でも切り花コンテストに出品されるという。
(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑)
バラ「あけぼの」
クリーム白に弁端赤みがさす、優雅な色調はまさに夜明けどきの、ばらいろに輝く光のようです。これこそ高芯といわんばかりに中心は高く、弁端は波打ち、ステムは長くて赤みがあります。光沢のある照葉も花色と調和して美しい。切り花のコンテストに現在でも出品されます。ほのかにティの香りがあり、枝の茂りが少なく強健とはいえませんが、花容の美しさが本当に傑出しています。時間と手間をかけてじっくりと作り込む、少し気位の高い品種といえるでしょうか。しかしながらそれもまた、ばらの楽しみの一つと思えます。
品種名 あけぼの
ローマ字 Akebono
系統 ハイブリッド ティー (HT)
Hybrid Tea
咲き方 四季咲き
香り 中香
花径 12㎝
樹高 1.2m
樹形図 1b番 半直立
作出年 1961年
作出国 日本
作出者 川合 真一
交配
Ethel Sanday × Narzisse
一重の淡いピンクの花がみごとな「東海桜」。盃状の桜らしい花があふれるように咲き乱れる。花芯の紅色のおかげで、とおくからみると花全体はピンクにみえる。
(2020-03 東京都 神代植物公園)
http://www.hananokai.or.jp/sakura-zukan/yp_szukan/d/229.html
学名 Cerasus ‘Takenakae’
品種名 東海桜
樹形:盃状
樹高:亜高木
花形:一重咲
花色:淡紅
花の大きさ:小輪
開花期:3月中旬
この桜はケイタロウザクラ(啓太郎桜=ケイオウザクラ 啓翁桜と同一品種)の実生苗から選抜されたケイオウザクラ(敬翁桜)が別名として「東海桜」、「岳南桜」で売られたため和名が混乱しているといわれます。 啓翁桜とは樹形が異なり箒状となります。また、樹幹からの気根の発生が多くみられることから、支那実桜が関与したものと推定されます