まずは訂正からであります。
エナガの抱卵から巣立ちまでの期間はおよそ三十日前後であるとの助言を、またまたベテランバーダー女史様より賜りました。
えながハウスにおけるナンバリングはエナガの産卵現場を確認してからのナンバリングではなく、エナガ達が巣材の羽毛を集めているという状況証拠から営巣を推測して初めたナンバリングなので…
もしこの助言を頂いていなければ、二十日を過ぎてヒナ達が出て来ないとなると…恐らく心配し過ぎた私のアタマがどうにかなっちゃっていたかもしれませんのでデビール(笑)。
<(_ _)>いつも的確な助言をありがとうございます。助かりまする。
そして我がエナガ博士への道は遠しであります…(笑)。

さて
昨日の夕方から降り続けていた雨は今日の正午前に上がっていました。

気がつくと何故かカメラを持った私が、いつの間にかいつもの川っぺりに立っていました。不思議であります(笑)。

遥か上空からヒバリの囀りが届くもののその姿は見えず…なれど、どうやら本格的に春の始まりのエンジンに火が入った模様であります。

(﹡ˆ ˆ﹡)みんなこんにちは。


まずは私の定位置付近に住まういつものペアを探しますが……この時はどこにも姿が見当たりません。
雨が上がって、かなり気温も上がってはいましたけれど、ここ数日続いた冷え込みからの雨の中での抱卵はさぞかし大変だった筈です。
まずはいつものペアの元気な顔を見て安心したかったのですが、まあ、とりあえず雑木林を巡って参ります。




多分、抱卵中のアオサギ奥様達の井戸端会議が白熱している模様であります(笑)。

(﹡ˆ ˆ﹡)ジョビ吉くんとジョビ蔵くんは今朝も健在であります。


すると…


(﹡ˆ ˆ﹡)ジョビ蔵くんのテリトリーには、いつの間にかエナガ達の混群が咲き乱れてました。





チラッ!と視界の端っこに、鮮烈な紅い御パンツ様を穿いたような鳥影が…アカゲラさんのような鳥影が見えたような気がして、反射的に素早くレンズを向けるものの…撮り損ねてしまいました。
するとそれまで楽しそうに枝を跳ね回っていた混群が一斉に身を伏せるような挙動を見せます。
これは、私の急で雑な動きが原因かと思いつつ、ふと上空を見上げ見ると…

私たちの遥か頭上を、謎の猛禽様が悠々と北から南へ滑空していました。

ほんの数秒間の静寂。
そしてまた混群の楽しげな菜食が再開し、何事も無かった…無くてホントに良かったと思う今日の川っぺりはこれまでに御座います。

よい一日を。


230 拝