乱暴にノートパソコン閉めディスプレー破壊、課長補佐級男性を減給処分
宮城県は11日、傷害事件を起こした土木部道路課の男性技術主査(38)を減給10分の1(3か月)、職場のパソコンを壊した同部の課長補佐級男性(57)を減給10分の1(6か月)の懲戒処分とした。いずれも11日付。
発表によると、技術主査は4月8日午前7時55分頃、仙台市若林区の地下鉄東西線連坊駅で、女性を蹴って転倒させ右腕などに軽傷を負わせた。5月20日に仙台地検が不起訴(起訴猶予)とした。
課長補佐級の男性は5月13日午後7時頃、職場のノートパソコンを乱暴に閉めるなどしてディスプレーを破壊。6月2日にもディスプレーを壊した。パソコン計2台の修理費約18万円は男性が弁償したという。男性は過去に3回懲戒処分を受けている。
県総務部の槙信弥行政管理室長は、「職員の倫理保持について注意喚起し、県民からの信頼回復に努めたい」と謝罪した。 読売新聞