11日は、大気が不安定な影響で、各地で激しい雨などに見舞われた。
12日も秋田県に避難指示が出されるなど、警戒が必要となる。
12日午前0時ごろ、秋田市で撮影された映像。
辺り一面が冠水した道路。
足元は、雨水で埋め尽くされている。
秋田市では、7月の観測史上最大となる1時間に60mmの雨を記録した。
これを受けて、市は午前1時すぎ、新城川で氾濫のおそれが高まったとして、下新城地区などを始めとした463世帯の978人に、警戒レベル4の「避難指示」を出した。
11日は、関東地方でも大気の状態が不安定に。
これを受けて気象庁は、一時、関東全域に竜巻注意情報を発表し、栃木・佐野市のビル解体現場では、突風により足場が倒れ、隣の住宅に覆いかぶさるなどの被害が出た。
近くに住む人は、「聞いたことのないような音が、『ドカーン』、『ガチャーン』って聞こえたので、雷が落ちたかと思ったの、近所に」と話した。
大気の不安定な状態は、週の中ごろまで続くとみられ、気象庁は、急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうなどに注意を呼びかけている。FNNプライムオンライン