ロシア五輪委会長 「冷蔵庫ないのは日本側の配慮」(2021年7月23日)
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東京五輪のメインプレスセンター入り口でボディーチェックと荷物検査をする自衛隊員ら=22日、東京都江東区
東京五輪開会式を翌日に控えた22日、メインプレスセンター(MPC)の入り口に近づくと、大勢の屈強な男たちがいることに気が付いた。東京五輪を支援するため自衛隊から派遣された隊員たちだ。
自衛隊員はMPCの入り口で来場者のボディーチェックや荷物検査の業務を担い、危険物の発見に努めていた。記者も検査を受け、荷物をとって去ろうとすると、はきはきとした声で「ありがとうございます」とお礼の言葉をもらった。
自衛隊は東京五輪・パラリンピックの警備や救護などを支援するため特別の支援団を編成し、約8500人を派遣。その具体的な任務は「競技会場周辺を含むわが国上空および周辺海域の警戒監視」だけでなく、式典における国旗の掲揚や医療サービスの提供、選手の救急搬送、沿道警備など幅広い分野にわたる。フランスから来た新聞記者に自衛隊員がボディーチェックや荷物検査を担っていることについて感想を聞いてみた。「驚きはしないよ。ブラジルで2016年に開かれたリオ五輪では、そこら中に軍人がいたよ」。ロシアの通信社で働く記者は「安全を確保することは必要なこと。自衛隊が担うことは普通のことだよね」と語り、違和感を感じる様子はまったくない。
東京オリンピックでの活躍が期待された競泳⼥⼦の池江璃花⼦が⽩⾎病と診断されたのは2019年の2⽉。苦しかった闘病⽣活を経て「絶対に戻る」と⼼に決めていたプールに戻ってきたのは20年の夏だ。再び世界の舞台に⽴つ⽇を⽬指して第2の⽔泳⼈⽣を歩む――
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【北京=三塚聖平】中国政府は16日、南部の広東省にある台山原子力発電所で燃料棒の一部が破損し、冷却材の放射性物質の濃度が上昇したと発表した。海外メディアが同原発から放射性物質が漏れて周辺地域で放射線量が高まっている恐れがあると報じ、情報公開を求める海外の批判を受けて問題が起きていることをようやく認めた。
中国は原発の拡大方針を示しているが、透明性が疑問視される事態となった。
発表は、原発の安全管理を担当する国家核安全局が談話形式で行った。それによると、台山原発1号機の原子炉に備わっている6万本余りの燃料棒のうち、推計で5本前後が破損。軽微な破損は「よくある現象」で、設計上の許容範囲内に収まっていると説明した。
放射性物質が漏れる事故が起きたと報じられたことには「漏洩(ろうえい)は存在しない」とし、周辺環境に「異常はない」と主張した。
原発周辺の放射線量に関する基準値の上限を引き上げたという報道を「事実ではない」と否定。ただ、冷却材の放射性濃度に関する基準値を国家核安全局が審査して認可したと説明しており、稼働を続けるため変更を加えた可能性が残る。
米CNNテレビは、米政府が1週間にわたって事態の評価を行っていると14日に伝えたが、その間に中国政府による公式発表はなかった。中国国営メディアは、台山原発に関する目立った報道をしていない。
中国政府は、日本が東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を決めたことについて「不透明で無責任だ」と批判してきたが、自国の原発に関する情報公開姿勢が問われることになった。 産経新聞
東京五輪は23日午後8時から東京・国立競技場で開会式が行われる。国内での夏季大会は1964年東京五輪以来、2度目。競技は22日、サッカー男子1次リーグが始まり、東京スタジアムで南アフリカとの初戦に臨んだ日本は、MF久保建英(20)(レアル・マドリード)の得点で1―0で勝った。ソフトボールは福島県営あづま球場でのメキシコ戦を3―2(延長八回タイブレイク)で制した。
大会では21日現在、200を超える国・地域と難民選手団の計約1万1000人が国際オリンピック委員会(IOC)に出場登録しており、33競技339種目で熱戦を繰り広げる。
聖火は23日午前、東京都新宿区の都庁前広場に到着し、国立競技場に運ばれる。開会式は大半の競技と同様、無観客で催される。
ソフトボールで2連勝をかけた日本は39歳の誕生日だったエースの上野由岐子(ビックカメラ高崎)が連日の先発登板。渥美 万奈 (32)(トヨタ自動車)の内野安打でサヨナラ勝ちした。
サッカー男子の日本―南アフリカは、南アフリカの選手ら3人がウイルス検査で陽性となり、濃厚接触者も18人にのぼったが、試合開始6時間前をめどに受ける検査で陰性だった選手の出場が認められ、試合は予定通り行われた。産経新聞
東京五輪の開会式で日本選手団を先導する旗手がバスケットボール男子の八村塁選手(23)(ウィザーズ)とレスリング女子の須崎優衣選手(22)(早大)に決まった。日本オリンピック委員会(JOC)が5日、発表した。国際オリンピック委員会(IOC)は男女平等の推進を目指し、各国・地域に男子と女子をペアで旗手に起用し、入場行進に臨むことを推奨していた。米プロバスケットボール協会(NBA)で活躍する八村選手は同日、日本協会から五輪代表として正式に発表された。旗手決定については、JOCを通じて「東京五輪は、私がずっと夢見ていた舞台。大役を仰せつかり、大変光栄に思う」とコメントした。須崎選手は「このような状況下で五輪の舞台に立たせていただけることへの感謝を忘れず、役割を全力で全うしたい」との談話を出した。 読売新聞
「これが世界か」「すごいプレーだ」。子供たちは、歩いてスタジアムへ向かった。そして小さな目に焼きつけた。東京五輪の開会式を翌日に控えた22日、鹿嶋市のカシマスタジアムで、地元の児童・生徒たちが「学校連携観戦プログラム」でサッカー男子の韓国対ニュージーランド戦を観戦した。新型コロナウイルス感染拡大で一時は開催も危ぶまれたが、子供たちは目の前で見た夢舞台に興奮を隠せずにいた。
5校1100人が観戦
東京都に4回目の緊急事態宣言が発令され、ほとんどの自治体が無観客での試合を余儀なくされた。茨城県では「学校連携観戦チケット」を持つ児童・生徒らが観戦できることになり、期間中に23校の約4千人が観戦する。
この日は、5校の約1100人が観戦。スタジアムから500メートルほどの場所にある鹿嶋市立波野小では、全校児童383人のうち約250人が参加し、徒歩で会場へ向かった。
児童らは「スタジアムはすぐ近所。ここで、五輪が開催されてうれしい」「観戦できて一生の記念になる」などと興奮気味に話した。
スタジアムに入れないのを知りつつ、五輪の雰囲気だけでも味わいたいと駆けつけた千葉県成田市の会社員、伊藤健司さん(22)は「学校のみんなで見られるなんて、鹿嶋の子供がうらやましい。大人になってからその本当の価値が分かる」と話していた。
2週間前から体温記録
新型コロナ対策で子供たちは2週間前から体温や体調を記録し、スタジアムの座席は前後左右を1席ずつ空け、ほかの学校とは通路で区切った。多くの児童・生徒らはバスで到着し専用ゲートから入場。やや緊張しながらも、一様に世界的イベントを地元で観戦できる喜びをかみしめていた。
感染対策で観客席では声を出すことができない。子供たちはチャンスが訪れる度に、大声の代わりに、自作の国旗や「Let,s go!」「Don,t give up」などと書いた応援メッセージをちぎれんばかりに振って〝声援〟を送っていた。
中には興奮のあまり「あーあ、惜しい」と声を出してしまい、慌てて口を押える姿も見られた。
「国の代表、こういうことなんだ」
鹿嶋市のボランティアの男性は(66)は「世紀の祭典が地元で開かれて感慨深い。子供たちには、試合の雰囲気を通じて何かを感じて大人になってほしい」と話していた。
東京五輪を「学校連携観戦プログラム」で観戦するため、カシマスタジアムへ歩いて向かう茨城県鹿嶋市立波野小の児童たち=22日午後
試合はニュージーランドが勝利。観戦後、いずれも鹿嶋市立三笠小6年の草野泰慈さん(12)は「テレビで見るより迫力があってよかった。五輪を見るのは初めてで、いい思い出になった」。吉田愛莉さん(12)は「あまり興味がない私でも、引き込まれるような試合だった。国の代表がやっているって、こういうことなんだ」。
観戦後、「すごくいい思い出になった」などとインタビューに答える茨城県鹿嶋市立三笠小6年の児童たち=22日午後
大人たちの思いは、確実に子供たちに伝わったようだ。(篠崎理) 産経新聞