元NHK解説委員でジャーナリストの岩田明子氏が14日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。安倍晋三元首相の妻である昭恵夫人がドナルド・トランプ次期米大統領と面会すると報じられた件にコメントした。
CNNテレビとロイター通信によると、トランプ氏は15日、フロリダ州にある自宅で昭恵夫人とプライベートな夕食会を開く予定だという。また、この夕食会は、政府ルートではなく、2人の直接のやりとりによって設定されたものだと伝えている。
このニュースに岩田氏は「手紙のやり取りはどうも続いていて、安倍さん自身が退陣した時もトランプさんが『本当に悲しい』『これからも何でも協力するから言ってくれ』という電話もしてきたし、その後、手紙も送ってきてるんです」と証言。
2021年、ゴルフのマスターズで松山英樹が優勝したときには、トランプ氏が新聞記事に「おめでとう松山」と書いてサインをしたものを安倍元首相に送り、「松山に渡して」と伝えてきたという。「松山さんに直接送ればいいじゃんというけど、いちいち安倍さんに言ってくるというぐらい交流が続いていた」と岩田氏はその親密ぶりを語った。 東スポWEB
MCの石井亮次アナから「これは日本政府が『力を貸してくれ』と頼んだのか? 本当に2人のプライベートな関係で実現したのか?」と聞かれた岩田氏は「CNNの報道だとプライベートな感じはしますよね」と返答。
だが続けて「ただ一つ、『政府としても一線を越えたな』と思ったのが、普通、総理にあてる通訳って変えるんですよ。それで安倍さんについてた通訳を、トランプさんはめちゃくちゃ気に入ってたんですよ。日本語も英語もすごく上手で。で、この間、(石破茂首相が)最初のおめでとうの電話をしたときに、異例なことにその通訳を入れた」と明かした。
その上で「外務省も本腰を入れて、安倍さんにまつわる人たちをうまく巻き込みながらやろうという姿勢はみえている」と指摘し、「多分昭恵さんについても、いろいろ橋渡ししようとしてたんでしょうけど、結局はプライベートな関係で実現したんじゃないかという見立てになってますね」と分析していた。
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