輸入米7年ぶり完売、国産米高騰で外食企業が仕入れる 国内取引価格は57%高
農林水産省は20日、2024年度で4回目となる主食用輸入米の入札の結果を公表した。予定数量2万5千トン全てが落札され、1~3回目の落札分と合わせて24年度分の計10万トンが全て売れた。輸入米の完売は17年度以来、7年ぶりとなった。国産米の高値が続いていることから、外食企業などが比較的割安な輸入米を仕入れている。
一方、コメの出荷団体と卸売業者が国産米を売買する際の相対取引価格は、11月の全銘柄平均(玄米60キロ)が前年同月比57%高い2万3961円だった。農水省が20日発表した。夏の品薄などを踏まえた集荷競争が起きたとみられ、24年産米は上昇が続いている。
銘柄別は茨城県産コシヒカリが最も高い2万8467円。山形県産つや姫が2万7738円、北海道産ゆめぴりかが2万7485円で続いた。
産経新聞
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