犬猫バーグ

犬と猫とハンバーグ
一番好きなのは猫だが
時折　順番が狂う
空腹時は　ハンバーグの一気勝ち

クリスマスソングを奏でるトイプードル
何処か滑稽で
少し寂しい
毛むくじゃらとコスプレで
心を賑やか詩ている風

毎日　帰るべき場所は
そりゃあもう　一つきり
毎日　替えるべき水を
放置して　気化させる

陶器のスコティッシュフォールド
背中の穴から水を注げば
即興の加湿器に早変わり
受け皿は必要
何だって　ずぶ濡れじゃあ
虚しいもんだ

ケーキ売り場に並ぶ人たち
ロープの色合いが少し派手で
吸い寄せられる人波に向かい
最後尾に並ぶようにと叫ぶ店員
マスク越しの溜息
マイク濃しの恐怖

アナタはタルトがキライだから
出来れば苺ショートが良かった
スポンジはチョコレートで
合間にも赤色が欲しい
削り節みたいなチョコを振れば
我等好みのショートケーキが完成する

ザクリと切られた指のように
大葉がデーコンに重なる
味醂醤油汁が
少し
足らなかったみたいだ
小鍋で煮詰める
二人の距離のように

トロリとした液体が
嗚呼
プリンの上から注がれた
カスタードクリームを包む
絡めるのようだなあと
ほんわりと上気した頬で紡げば
又　始まる物語

居ぬ　寝古　婆具
犬　猫　バーグ
和風が　おこのみ
わんにゃんパーク

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♪あなたがわたしにくれたもの
ユニオンジャックのランニング♪

ユニオンジャックから　
曲名「プレゼント」を
思い出そうとしたけれど

「夏祭り」と入力したら　
ホワイトベリーの歌詞が出て来て
アタフタ

それにしても　そんな柄のランニング・・・

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～紙を彩る自由空間～

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