100円玉の誘惑

写真　桜　芝桜?　ムスカリ?

去年の今頃　青海で見つけた花びら達

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パントマイムの光る町で
100円玉を　見つけました
なんて　格好良い　セリフを

吐けたならば　幸せ
履かれたならば　臥しあわせ

マッサージ　タイムには
上に　乗っからないで　下さいませませ

血管が　収縮すると　いけませんから
欠陥を　見つけるのに　未だ　夢現な　時間帯
ゆっくり　眠る為の　作業なのです

この町には　ミネラルウォーターが　不可欠で
蛇口を捻れば　旨い水が飲めた日々を
懐かしく思いながら　腰をひねる

暫く　コレクションしている　フラフープは
埃と一緒に　回ってしまいそうなので
誇りにかけて　掃除機を　取り出す迄は

絶対に　触れないのです
絶対に　誘われないのです

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心は　揺れて
共に　戸惑い
玉の　汗

たまに　笑えば
たまに　キズ
たまに　キス

丸いものは
どうして　安心するの　と
問わなくても　良い
揺らぐ　時を
ゆるりと　眺めてた

時は　過ぎて
共に　彷徨い
歳の背に

乗り遅れては
行き急ぎ
息注ぐ暇も　無い程に

ハンドルを握り
看板を見つめ
甲板に出て
海を　眺めた

揺れる波飛沫が
冬は　更に　白く
光り　山の　頂に立つ
鷲をも　落とす　勢いで

我を　見下ろす
もう　二度と
見下されることは
ないようにと
祈る

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考え過ぎると　知恵熱が　出ると　知った
冷たい汗を　拭う瞬間に　ばかり
ゾクッとした　感触が
ぬるり　張り付いて　離れない
いつから　瞬間接着剤に　なったんだ
アタシは　貴方としか
契約した　覚えは　ないよ
それなのに
布製の　ボンドよりも　貼り付いて　離れない

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