アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

アルミホイールのバレル研磨について

2024-05-18 10:45:46 | ホイール研磨
久しぶりですね。

めちゃくちゃな忙しさでブログ更新もままならないですが・・・・・生きてます(笑)

最近、気になった依頼があってUPネタにはいいかなとキーボードをたたきました。

何が気になったかといいますとバレル研磨方法でのホイール仕上げでの誤解!!
バレル研磨は研磨方法の一種で、研磨材で表面を削ったり研磨材が転がって光らしたりできます。弊社は表面を光らす鏡面仕上げを得意としてます。
先日、あるお客様から他店でバレル研磨したけど思うような仕上がりでないのでフジヨシにお願いしたいとの問い合わせ

現物を確認しましたところ仕上げのみのバレル研磨された状態で
光ってはいるが表面は鋳肌の状態で見苦しい

ここで誤解

業者さんはバレル研磨で光らせますよ。と宣伝

お客さんはバレル研磨で光らせて。

両者WIN-WIN

結果は今回のブログ内容の通り



これが今回依頼されたスクーター用ホイール




鋳肌が光った状態








金型の段差がそのまま







以上のように
何も手を加えずにただバレル研磨仕上げして光沢を出した状態で商品価値無し


平滑で鏡面研磨仕上げする場合は

1、サンディングで鋳肌除去(#240~#400)

2、ドライバレル研磨(サンディング目除去)

3、バフ研磨(バレル目除去)

4、光沢バレル研磨


以上の工程を行えば




このようになります。















バレル研磨で鏡面仕上げできる業者は
フジヨシ含めて北海道と鹿児島の3業者と思います。


バレル研磨を依頼される場合は「鏡面仕上げ」ということを伝えてください

後々トラブリますから



ではまた。