多分、小学生の頃位までだと思う。
集落の外れ、
周囲は田畑が広がる一か所に、
下の画像の様なコンクリートの建造物が、
ぽっつりと建っていた↓↓
↑↑相変わらず下手で雑な絵なので、
説明を加えると、
左絵、
灰色部分が建造物で緑色は草むらの心算。
高さは、
三、四階建ての建物位だった様に思う。
それは例えるなら、
橋脚かアーチ橋の出来損ないか?
または、
巨大な?給水塔??或は・・・、
真ん中の柱が無ければ、
屋外ライブ・コンサートのステージ??
窓の様なものは無く鉄扉の入り口から、
床に水が溜まった半地下部分を覗けた。
上層に登るには階段の様なものは無く、
(↑右絵の説明書きは側面としたけど、
後掲載の写真を見ると記憶違い?)
何とか足が乗る錆びた鉄製梯子が、
一本、屋上へと延びていた。
年長の子供たちは大抵、
梯子伝いに登り屋上で遊んでいたが、
臆病でどんくさい私は、
何時も下からその様子を見上げていた。
側壁も柱も現在の建築物と比べて、
紙の様に薄く『ステージ』に立つと、
天井のひび割れた個所から、
上層にたまった雨水?が水滴となって、
落ち続けていた。
大人たちから戦時中に在った、
陸軍飛行場の建造物と聞いたが、
そのうちに取り壊されて何時の頃から、
その少し奇妙な外観を目にしなくなった。
・・・・・
さて時は流れて五十数年、
先々月、TVローカルニュースで、
「模型愛好家の手により、
陸軍飛行場のジオラマが完成!
ふるさと学芸館で展示開始!!」
という情報を知った。
これはもう、
あの建物の正体を知るチャンスかも!!
↑↑入館は無料で、
館内案内のパンフレットを貰える。
先ず出迎えは屋外、玄関入り口に、
ずらりと並ぶ唐箕コレクション↓↓
館内に入てからも、
廊下に仕組みを図説したパネルと共に、
夥しい数の唐箕が廊下に展示されていた。
そして次の部屋も圧倒的な数の唐箕!!
ここは唐箕博物館かぁっΣ(・□・;)?
何台有ったか、
数を数えておけばよかった(;'∀')
↑↑夥しい数の笠と蓑、背負子、看貫秤、
夥しい数の時計、皿小鉢、
夥しい数のラジオ、電蓄、
そして、
夥しい数の機械式卓上計算機と一緒に、
シャープのMZ-80Kも展示されていた。
その他、夥しい数のミシンや大工道具、
「夥しい数の○○」と、
早い話が、
「家の納屋の不用品だけど、
捨てるには惜しい、少し寂しい」
みたいなのを皆して持ち込んだ??
みたいな感じのコレクション展示だ。
・・・・・
さてさて、
目的のジオラマは、
2階の「平和の部屋」に展示されていた↓↓
↑↑ジオラマには、
格納庫と数機の飛行機と軍用車両、
それを取り囲む整備兵等が再現されている。
しかし、終戦間際に開設した飛行場に、
配属されたのは塗装だけは戦闘機色の、
「赤とんぼ」と呼ばれた練習機で、
圧倒的な数で襲来する米軍敵機を、
迎撃出来る代物ではなかったそうだ。
ところで件の、
私が子供の頃から謎に思っていた建造物は、
今回のジオラマでは再現されておらず、
他の資料は、
解体中の一枚の写真が唯一の展示物だった↓↓
↑↑忘れかけていた建物の姿形を、
見ることは出来たものの詳細は分からず、
また疑問が残ってしまうのが残念だった。
・・・・・
ふるさと学芸館は、
廃校になった小学校の再利用。
とはいうものの新しい建物なので、
私のイメージする世界の校舎とは、
全然違い、
全館冷暖房完備で快適に見学出来る。
さらにエレベーターがあるのにも驚いた。
??最近は文部省か何処かの基準で、
小学校の校舎には空調やエレベーターが
必須設備なのだろうかなあ??
序に少々、
展示物にケチを付ける積りは無いが・・・。
しかし個人的には違和感を感じる展示も↓↓
↑↑私的感覚では、
黒電話とテレビ、そして掃除機の時代が、
少しずつ違う気がする。
特にテレビはデザインがモダン過ぎて、
カラーテレビぽっく、
電話と掃除機と一緒に置くのは、
そぐわない気がする。
もしこの部屋にテレビを置くなら、
下の画像(自分的には上手く描けた^^)↓↓
↑↑みたいな感じの白黒テレビではないか。
私なら、
この部屋にはテレビは置かずに、
代わりに沢山の古いラジオの展示物
(前の写真↑↑)の中から、
箱形の大きい木製キャビネットのやつ。
黒電話は黒電話でもダイヤルの無い、
レバーを回して受話器を取ると、
交換のお姉さんの声が聞けるやつ。
そして、掃除機は・・・、置かない。
序に蛇足だけど、
何時だったか観たTVの再現映像は、
時代設定が戦前、昭和初期なのに、
その民家が、
どう見ても昭和でも40年頃風!!
即ち今、
私が住んで居る我が家風で、
昭和は遠くなったなあと思った'∀';
・・・・・
ふるさと学芸館には、
フイルム一眼レフカメラやその他、
天体望遠鏡なども多数展示していて、
ひょっとしてマニア愛好家が、
持ち込んだのでは??と思う、
趣味のコレクションぽっいのもある。
それなら此処は、
終活品の受け入れ先候補である。
思い入れがあり私が、
捨てるに捨てられないでいる、
真空管のアマチュア無線機や、
シャープPC!MZ-700、MZ-1500やX-1も、
引き取って貰えるだろうか。
(注;展示の天体望遠鏡は・・・、
地元に知る人ぞ知るの彗星小惑星発見の、
有名天文家がいらっしゃるそうで、
天体望遠鏡は多分その方の寄贈品だろう)
アマチュア無線機は指向といおうか、
方向性が少々対象外で無理でも、
船舶用受信機や漁業無線機なら、
交通産業の文化資料ぽっくてOKかも?
カメラもオリンパスのフィルムのやつなら、
引き取ってくれるかなあ?
鉄道模型も予讃線を走っていた例えば、
8620やC58、DF50やキハなんかだと、
展示して貰えるのかなあ??
帰りに聞いてみようかと思ったけれど、
今度また何かの機会に市役所にでも、
メールすることにした。
帰り際のアンケート用紙には↓↓
↑↑「陸軍飛行場のジオラマは、
続きを希望!!
地域周辺のジオラマは線路を敷いて、
鉄道模型を走らせて欲しい」
と、書いて置けばよかったと、
今になって思ったりする。
♡まあ、名品珍品の類はありませんが、
唐箕愛好家、唐箕コレクターの方は必見です。
唐箕ファン、研究家の方!是非、お越しください♡
書かなかったのかしら?
残念!
確かに、昭和は遠くなったなあ・・・
サメ氏とくちこも10歳違い、
24年と33年生まれ、
しかも、田舎とド田舎、
色々と違いますよ。
漁村と山村だしね。
そうです。書かなかった。
私は頭の回転が遅いのですね。
後から、
「ああすれば良かった」
という事が度々です。
>漁村と山村
海幸彦、山幸彦ですね^^
管制塔。 は無線ですが。
公共の寄贈ですか 仏像を売り飛ばして 儲けたいと考え中です.」笑い
大きさ(広さ)は記憶があいまいですが、
塔と呼ぶには広いような感じです。
どちらかと言えば橋みたい。
幅数メートル、長さ十数メートル。
旗を振って誘導するなら、
それぐらいの緋色差が必要かも。