地味に終活はじめました!

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ササユリ、花が咲きました

2020-05-31 14:36:21 | 日記

田舎の家では、
(田舎に限ったことではないけれど)
これから夏が来て秋を越え寒くなるまで
せっせと草抜きという作業の必要がある。
しかしどうも、
毎日草抜きばかりは何となく精がない。
そこで終活中の身としては
中途半端な植木類植物の類も、
早めに処分しておくべきでだろうけど、
やはり、
草を抜いた後に何か植えたくなった。

そんな時、
アマゾンでネットショッピング中に、
「ササユリ」を見つけた。
ササユリといえば、その昔学生時代に、
奈良と和歌山の県境付近の山中から持ち帰ったら、
(今、そんなことをしたら顰蹙ものだろうけど)
特に世話も必要なく、
2年後に花を咲かせたことがあった。
そんな訳で何気なく、
「カートに入れる」をクリックしてしまった。
そして、
「それにしてもササユリに限らず、
ユリの球根は秋植えの筈だが」
と、ネットで調べていたら・・・、

ササユリというものは、
    物凄く育てるのが難しいらしい。

☆先ず、ササユリは病害虫に大変弱い!!

そういえばあの時、
上手く花が咲いてから20年後位後のこと、
新聞広告の通信販売で球根を見つけて、
もう一度花を見たかったりしたものだから、
数個購入したことがあった。
そして翌年の今頃、順調に芽を出したのに、
根切り虫の被害であっさと全滅してしまった。

☆次に、ササユリは連作障害が発生する。
☆さらに、ササユリは種子から栽培すると、
 花を咲かせるのに5年から10年かかる。

そういえば、件の山中で群生地では、
よく目にする山野草の花畑の様な、
密集した花の咲き方ではなく、
ササユリの花はぽつりぽつりと、
ソーシャルディスタンスを守っていた。
それはおそらく、
そこで花を咲かせた個体は、
連作障害等で数年後に消滅し、
周囲に飛び散った種子から発芽した、
新しい個体が5年、10年と掛けて、
花を咲かせているのだろう。

あの時撮った写真を探したが、
こうゆー場合に限って^^既に断捨離済みの様。
そこで代わりの画像を↓↓

↑↑
因みに自生しているのは決して、
前人未到の山奥という訳ではなく、
尾根伝いの幹線道路脇だとかにも自生していて、
お世話になった民宿の庭先にも植えられていた。

さて代金を近くのコンビニで払ったら、
直ぐにメールが来た出店業者の住所は、
伊予市なのでガソリン価格も安値の昨今、
ドライブにはちょうど良い距離である。
ちょっと出掛けてみたくなる季節だが、
生憎の緊急事態宣言!!
店頭販売をしているのなら、
ぜひ覘いてみたかった。
外出自粛の真っただ中で残念だった。

アマゾンのWebページには、
「コロナ対策の物資輸送を最優先中で、
商品到着遅滞の可能性有」
の様なメッセージ表示があったけど、
程なく15センチほどに茎が伸びた苗が届いた。
この時、苗はちょうど前々回のブログの、
エビネの花と一緒に写真を撮ったが、
例によって間違えて生憎消してしまったようだ。

さて「難易度大」と知って、
少し出鼻を挫かれたササユリの栽培。
それでも犬猫ペットを飼うのと同じで、
最後まで、
責任をもって世話をしなければいけない。
ネットで調べたとおりに、
植木鉢の底に木炭を敷いて、
赤玉土に腐葉土を沢山混ぜて植えた。

そして毎日昼間は屋外木陰下に、
夜になれば、
害虫被害を避けて玄関土間に取り込んだ。
そして蕾が大きくなったころ、
やはりと言おうか想定通りと言おうか、
蕾に沢山のアブラムシが発生した。

果たして花き用の殺虫剤購入目的で、
ホームセンターへ行くのは不要不急の外出か??
いや、それより面倒だ!!
手元にあった「アース・ジェット」をひと吹きした。
そしたら1時間しないうちにササユリは、
思いっ切り萎れてしまい全然ヤバい状態!!
慌てて水道蛇口より流水で水洗いしたら、
 アブラムシもきれいに流れてリカバリー出来た。
紫蘭もエビネも寒菊も、
「アース・ジェット」は平気だったのに、
やはりササユリは弱いのだろうか。

さてさてそして昨日、無事に花が咲いた↓↓
       

↑↑ネットには「後ろ姿もきれいです」と、
コメントがあったので4枚目。
撮った後ろ姿は、
葉の方にピントが合ってしまった。
最後の写真は追加注文したスズラン。
スズランも植え付けには少し時季外れ。
どんな風なのが届くのかと思っていたら、
花が付いたのがやって来た。

ササユリは、
花が強く香るのも特徴の一つだそうで、
今日は今、雨降りの屋外に置いているが、
これを書いている、
二階の部屋の中まで、
これもまた何か懐かしい香りが漂っている。

 


また損しましたね^^

2020-05-02 16:47:08 | 日記

昨夜見た夢
・・・・・、
何かとても小難しい試験を受けていた。
例によって答えが分からないどころか、
各問題の題意が全く理解出来ない。
時間を見ると、
試験開始から1時間近く経っていた。
周囲を覗いてみると皆もう、
解答用紙の大半を埋めている。

突然、
隣の席に居た女の子が立ち上がり、
解答用紙を片手に荷物を纏めて、
さっさと出て行った。
同じクラスではないけれど、
よくこの授業で見かける女の子で、
少し、いや私は、
物凄く彼女の事が気になっていた。

「何処の学科の子だろうか・・・。
いやそんなこと考えてる時ではない」

と、目前の机に意識を戻すと、
脇に押しやっていた私の解答用紙がない。
どういうことだろうか。
相当慌てながら顔を上げると、
向こうの隅に居た友人たちの一人が、
目立たない様な素振りで、
こちらに合図をした。

「そろそろ退出しようか。
今からみんなで何か食べに行くぞ」
と、そんな風に見えた。

いや、こっちは解答用紙が無くて、
それどころでは・・・・、
いや何の道、
粘ってみても出来そうにないし、
必須科目でないから落としても、
まあいいか。                                  

たわい無いことを笑談しながら、
長く続く校舎前の通路を歩く、
友人たちの後に気怠く付いて行く。
試験の話は直ぐに止めてしまったので、
多分彼らも出来は余り良くないのだろう。

「○○君」と私を呼ぶ声がした。

振り向くとさっきの女の子がそこに居て、
彼女の言うには、

「あなたの解答用紙を、
間違えて一緒に持ち出してしまった。
わたしのノートとかに紛れていたので、
直ぐに気が付かなかったから、
今、先生の所に行ってあなたが、
再試験を受けれる様に頼んだら、
先生は明日、
午前中に来なさいと言っていた」

何だか、
「再試験を、
掛け合って来たのだから
わたしに感謝しろ」
見たいに得意げに、
彼女はそこに立っていた。

それは良いけど先ず何より、
間違えて俺のを持って行ったなら、
謝罪の言葉があるべきだろう。
そう思いながら、
立ちすくんでいる私をまじまじと見て、

「あなたの答案を見たけど、
あれでは、
とても合格点は取れないわ。
こんな所でのんびりしてないで、
早く帰って明日まで勉強したら」

更に勝ち誇った様子で彼女は、
踵を返してさっさと立ち去った。
淡い光の中に、
赤や黄色や白色が時々揺れる、
花壇の向こうに彼女の姿が消えた時、
私は、はっと気が付いた。
何で、
「それなら一緒に帰って、
明日まで勉強を教えてよ」
と、
彼女に言葉を返さなかったのか!!
あいつ珍しく、
女の子と話をしてるから、
置いてってやれとばかりに、
友人たちも、
もう其処には居なかった。

・・・・・、
目が覚めて改めて、
夢とはいえ、
惜しいことをしたと思った。
夢は夢で過去に、
実際にあったことではないけれど、
それにしても今考えると、
惜しいことをしただとか、
損したなあと、思うことが多々ある。

季節の花だろうか。
今日は、
あの頃と同じように、
穏やかな日差しの中、
爽やかな香りが漂う。