断捨離が進まない。
事が事だから?
誰も、
それが良いとか悪いとか結論を出そうとはしない。
誰も、
こうするべきだとか、ああした方が良いとは言わない。
ただ何事かにつけ人が集まると出て来る話。
それは、
独り暮らしの高齢者が亡くなると、
その人が残した物の処分に掛かる費用は、
市が負担する事になり、
その額が年々の様に増えているらしい。
そんな事を聴くと、
早めに他人にはゴミにしか見えない、
余計なものは捨てておいた方が良い
と、思っても中々物が捨てられない。
そこで考えた。
捨てる候補にしていながら捨てられない物のことを、
ここブログに書いたら、
踏ん切りがついて捨てる事が出来るかもしれない。
そこで、
今回の断捨離候補は『フィルター』である。
フィルターとは、ものを篩い分ける篩のことで、
例えば、
エアコンの空気のゴミを篩うフィルターだとか、
カメラのレンズに付けて、
光を篩うフィルターのことである。
今回、
私が捨てたいのは電気のフィルターで、
色々な電気の中から使いたい電気だけを篩う。
例えばスマフォには、
スマフォ用の電気だけを篩うフィルターが必要で、
テレビにはテレビ用の、
電気だけを篩うフィルターが付いている。
今回のは、
主にアマチュア無線で使ってたものだ。
写真の様なフィルターが幾つも押入れの中にある。
☆何故捨てられないか?
やはり買った時、そこそこの値段がしたから・・・。
とは言っても数千円から一万円以下のものだから、
やはり貧乏性なんですね。
ところで写真1の下の黒い(グレー)のはフィルターで、
買ったものだけど、
上の迷路の様な銅箔が板に貼り付けてあるのは、
ジャンクで「フィルター」だと思って貰った物。
しかしよく見ると、
電線の取り付け口(金メッキの継ぎ手)が、
写真の上側に1つ、下側に2つで合計3つある。
「フィルター」なら入り口と出口の2つで十分だから、
どうもこれは「フィルター」では無い様だ。
(3つ目で篩った後の詰まったものを取り出す・・・、
との声も聞こえそうだけど)
たぶんこれは、電力合成か電力分配の回路だろう。
それで写真1下の「フィルター」、
黒い(グレー)の箱の中はどんな様子なのか?
どうせ捨てるのだから分解しても良いのだが、
(資源ゴミとして分別する必要があるかも)
裏蓋が鳩目なので面倒だ。
そこで幸いにも、
(何が幸いなのか、
という声も聞こえそうだが、話の流れとして)
写真2の左側は、私の手製のフィルターの、
裏蓋を外したもので、
黒いドーナツ状のコアにエナメル線を巻いた、
コイルとコンデンサー(バリコン)があるのが、
分る人には分ると思う。
これも当然、断捨離対象である。
☆何故捨てられないか?
電気の部品は田舎では入手困難な為。
写真2の右側はテスターで「フィルター」とは違うけど、
これもまた、断捨離対象品でありながら捨てられない為、
序でに載せた。
テスターとは電気を測る道具だけど、
工夫次第で色々と使えるので、
電気屋さんでない一般の人だとか、ひょっとしたら、
日本全国、一家に一台くらいはあるのかもしれない。
このテスターは壊れている。
中学生の頃初めて買ったテスターで、
だからと言って思い入れがあるとかではなく、
捨てられない理由は別にあり、長くなるので省略!!
ところで、
先程「私の手製のフィルター」と書いたけど、
フィルターを自作した場合、
それが上手く出来てるかどうかチェックするのに、
テスターだけでは相当辛い作業になる。
そのために必要なのが写真3のような道具で、
通称スペアナと呼ばれてる。
今ではもっと便利で高性能な道具があるらしいが、
昔はこれに、
通称トラジェネ?と呼ばれる??道具と組み合わせて
「フィルター」の特性を調べた。
ここまで書いたら、
実際のスペアナの観測画面を写真に撮って載せたい。
しかし、
写真3のブラウン管にしろ最新の液晶にしろ、
画面をきれいに写すには少しコツが入りそうだ。
写真3では、
ストロボの光がブラウン管右上に反射してしまった。
そこで思いついたのがPCシミュレーターだ。
写真2の、
手製フィルターをPC内のバーチャルな実験室で、
シミュレーションした結果が↓下の画像である。