何所かで聞いた事があるようなタイトルだと思い、
『私の履歴書』を検索してみたら、
日本経済新聞朝刊に掲載されている連載読み物で、
テレビ番組化もされているらしい。
さて私には勿論、
人様に語れる様な立派な履歴経歴は無いから、
(だから何時も騙っているという内容ではなくて^_^;)
「終活の為の就活プロジェクト」の一環として、
履歴書を作るのが今回のミッションである。
履歴書の書き方なんて常識の筈なんだろうけど、
常に書き慣れていないから書き方が分からない。
そこで検索してみたら、
「完全ガイド」だの「こう書けば大丈夫」だのと、
キャッチコピーの付きページが続々と画面に表示される。
それにしてもインターネットは便利なものだ。
履歴書の記入例だけでなく、
wordやPDFのテンプレートがダウンロード出来る。
パソコンで履歴書を作る時はwordテンプレート、
手書きの時はPDFテンプレートを印刷して使うらしい。
そして「履歴書のハウツー」ページには、
「履歴書は原則手書きで作成する。
全てパソコンで作って良いのはメールで送る場合のみ。
パソコンスキルが重視される職種や企業に提出する時も、
写真の貼り付けと捺印はプリントアウト後にする」
とのアドバイスが書かれていたりする。
しかし、どうも悪筆の私は手書きは気が進まない。
そもそも正直今ひとつ就労意欲が無い物だから、
履歴書作成作業の手が進まない。
さらにハウツー・ページによると、
「用紙サイズA3の専用用紙を二つ折り、コピー用紙はNG」
なんてあるけれど家のプリンターはA4でないと出せないし、
「送り状(A4)等と重ねてクリアファイルに挟み、
角型A4または角2号封筒に入れる。三つ折は厳禁」
なんて書いてある。
でも昔文具店か何所かで買った市販の用紙には、
三つ折でないと入らない普通の便箋とかに書いた、
手紙を送る時に使う細い白い封筒が付属していたし、
何時からクリアファイルが必要になったのだろうか?
もう面倒くさくなってきたけれど、
この期に及んで「嫌になる理由探し」で、
履歴書作成を拒んでも何の解決にもならない。
良く見ると、「自宅のプリンターを使う場合は、
A4のテンプレートを使いましょう」と書いてあるし、
「折角電子ファイルのテンプレートがあるのだから、
そこからまた手書きをするなんて二度手間だ!!
相手先人事担当者の机はクリアファイルの山になり、
省資源的にもよろしくないからクリアファイルは不要」
そう勝手に決め付けて漸と私の履歴書作りを始めた。
学歴は、「転職者の場合高校の卒業年から記載」
だそうだから、私の場合もこれに該当。
小学校だの中学校だのもう遠い昔のことなので、
何年に卒業したかは覚えていないから、
これを省略出来るだけでもだいぶ気も楽になった。
資格は誰でも皆、社会人を何十年か遣っていて、
何かの職業に就いていたなら自然と幾つかの何かの、
技能資格、検定資格を持っていると思う。
だけど資格が無いとその仕事が出来ない様な場合とか、
老若男女誰からも尊敬される○○師だとか○○士とか、
そういった資格なら兎も角「枯れ木も山の賑わい」で、
持っているのを全部列記は、これ見よがしな気がする。
だからと言って空欄にするのも寂しいので、
普通自動車免許とユーキャンの広告で目にするものを、
記入した。
特技は・・・無いなあ^_^;
ハウツー・ページ曰く、
日常行っている事も特技として書けます^^
料理^^
しない^_^;
早起き^^
5時過ぎには起きてるけど・・・、
4時でも起きてる人は起きてるし^_^;
掃除^^
住んでるとこがごみ屋敷では^_^;
難しい場合は特技欄のない履歴書を使うのも手です^^
そうか!^_^)
wordテンプレートの「特技」を削除してしまおう!!
趣味もむずかしい。
☆好印象を狙える趣味
・・・、カメラ、洗車、・・・
(やってますと言えるほどやってません^_^;
撮った写真は上手くないし、年1、2回の洗車じゃあねえ)
☆NGな趣味
・・・ゲーム、アニメ、漫画、アイドル、・・・
(やっぱり!そういえば以前アマチュア無線もNGと、
アマチュア無線の雑誌に載っていた)
読書や音楽鑑賞みたいなのも良くないらしいけど、
結局、読書しかない。
因みにもう遠い昔、読書と書いていたら面接で、
「最近何を読みましたか」と聞かれた。
こうしてなんとか、
wordテンプレートの記入欄を埋める事が出来たので、
プリントアウトする事にする。
有るとこには有るのだろうけど田舎のホームセンターに、
履歴書専用用紙なんて見当たらないから、
A4マット紙と角型A4とプリンターのインクを買って来た。
¥2980の格安プリンターなのにインクは倍以上の値段!!
ええと~、写真は別にプリントアウトして張り付ける?
捺印は・・・、もうどうでもいいやぁ。
・・・もうどうでも良い・・・、
そう遠い昔、学校では何時も先生に言われたっけ。
「おまえは、 あなたは、 君は、
そうやって何でも途中で止めてしまう」
・・・・・
そんな訳で、
写真も別にせず全部パソコンで作成し捺印無しの履歴書を
クリアファイルに入れずクリップ止めで面接時に持参した。
で、他の面接希望者のをチラッと見てみると、
やはりパソコンで作ったのが多いように見えたから、
勿論綺麗な文字で書ける人は手書きの方が良いだろうけど、
「今時別に手書きでなくても良いだろう」
というのが、今回のブログの結論。
「これ、あなたがパソコンで作ったのですか。凄いですね」
と言ってくれる担当者もいたけれど、まあ社交辞令だろう。
↑↑これくらい縮小すると文字の識別は出来ない様だが、
役所が公開する「ノリ弁」を真似してみたかったので。