テレビが壊れたから、家電量販店で新年初売り特価物を買った。
そしたら、音質ががどうも今ひとつ満足出来なかった。
例えば、出演者数名が話してるトーク番組を視聴している時は、
下手な物真似タレントの芸を聞いている様な気がしたりする。
前のテレビは、
音が部屋の前後左右、床天井とテレビの外に飛び出して聞こえていた。
例えば森の中の小鳥のさえずりは、部屋の左隅の天井近くに聞こえ、
小川のせせらぎは床の右隅辺りに、
そして画面に駅のホームが映ると、電車の音が背後から前に移動する様に聞こえた。
それが今度のテレビでは、サラウンド機能の効果も今ひとつ感じられない。
前にテレビを買った時は、
ブラウン管テレビが相当大型の物でも安売りなら2、3万円で売られてた。
それでその頃、
ゲーム用だとか録画した番組の再生用にと、それらの安売りTVを買ったら、
やはり音が良くないと感じたのを思い出した。
電気店の店頭で、テレビの画質を見比べて購入することはあっても、
音質までを確認することはあまりしないように思う。
だから、
ローエンドのテレビは音質のところでコストダウンしているのだろうか??
聞くところによると、前面に画面を液晶一杯に取ったタイプの今のテレビは、
スピーカーが背面になり、どうしても音が良くないそうだ。
しかし、どのメーカーも高級な例えば「4K」だとかの、
フラッグシップモデルなら、音質も妥協していない筈である。
因みに前のテレビは、
今で言う薄型テレビの出始めの37型プラズマ画面で、
何しろ私が買ったのだから、決してハイエンドモデルではない。
しかしメーカーにしてみれば”これから売りたい商品”なので、
廉価モデルにも、ありとあらゆる付属物を惜しみなく取り付けた、
デラックスな、
車で言えば「特別仕様車」的なフルオプション仕様となっていた。
値段はローエンドとはいえ、今回買った物の5倍はしたが、
この時既に、
数年後にはアナログ放送廃止が決定してたので仕方なく買った。
(尚、修理見積もりの値段が今回購入価格と略同額)
さて今時のテレビセット音質向上のオプションアイテムとしては、
「サウンドバー」だとか、「シアターバー」「サランドプロジェクター」
と呼ばれる市販品が1万円から数万円で存在している。
そこでこれらの中から8千円~1万円程度の予算で、
追加購入を考えてネットで口コミ情報を調べたりしてた時、
「¥4800在庫品、展示品限り」の近所にある、
電気量販店の広告が目に飛び込んだ。
値段が値段なので期待は出来ないと、思いながらも買ってしまったのが、
↓↓これ。
photo by jh5eux from フォトフレンド for マイポケット
「小泉成器株式会社、KAB-1000 /K スピーカーシステム」
ネットには、前記の各システムを評価したブログが多数存在し、
そんな中に、
このKAB-1000の概妥当と思われる評価をしたブログもあった。
ところで購入時、売り場には展示品と2箱のパッケージ!
もともと在庫数は幾つで、私の他に購入者は居たのだろうか??
というのもこの商品は梱包パッケージのイラストでも分かるが、
どうやら画面サイズ22型前後のテレビを対象にした製品らしい。
ところが省スペースなどが売りのこの手のテレビに、
外付後付けのスピーカーの需要がどの程度あるのだろうか??
またそこで、ちょっと注意しなければいけないのは、
大型テレビにこの製品を利用しようとしても、
付属ケーブル類が短くて取付が困難な場合がありそうだ。
もっとも50型以上の大型テレビにこの価格の、
スピーカーを付けようと考える人も居ないと思うが。
今回の新しいテレビは40型で、
入力ケーブルスピーカーケーブルともに、
まだ少し余裕がありそうな長さだった。
実際に使ってみて、低音の改善が顕著に感じられた。
残念ながら、テレビから音が飛び出すような臨場感は無かったが、
これは設置スペースの都合で本来は、
テレビの前に置くスピーカーシステムを、後ろに置いている為かもしれない。
ただし、各音の特徴もビフォーよりもアフターではっきりとして、
この値段なら、まずまず納得といった商品だと感じた。
相変わらず仕事に追われて、テレビを楽しんだりは出来ない。
しかし「ながら族」という訳ではないけれどテレビを点けている。
こんなブログの更新が出来るくらいだから、
まだまだ余裕。もっと仕事が出来るだろう。
と言われそうだけど、
本当に首が回らないほど忙しいので、
もうテレビの事なぞ忘れてるけれど、
10何時間、20時間とぶっ続けの時、もう参ったなあと思う時、
ふとテレビから聞こえる音とか、目飛び込む映像でホッとする。
序に買った、自分へのご褒美↓↓
photo by jh5eux from フォトフレンド for マイポケット
photo by jh5eux from フォトフレンド for マイポケット