#安かろう悪かろうではないのですが#
↑↑『テーブルタップ』というのだろうか?
いや、
「昔はそう呼んでいた。
しかし(諸事情により?)今は違う呼び名」
というものが最近、多い気がする。
いやあ、
尤も、よくよく調べてみると、
私が初めから間違って覚えていたり、
勘違いしてた事の方が多かったりするが。
兎に角、
自信がないからネットで調べてみたら、
↑↑写真の、
たこ足配線器の名称は、
やはり「テーブルタップ」というらしい。
そこで写真のテーブルタップは、
十数年程前に、
電気量販店の安売りで買ったものだが、
数年前から写真の、
左側から3番目の差し込み口の調子が悪い。
例えば、
ここに外付けHDのACアダプターを差し込むと、
PCが、その外付けHDを突然認識しなくなる。
そして、ここにPCのACプラグを差し込むと、
PCの動作が不安定になり、
PCディスプレイのACプラグを差し込むと、
画面の表示が消えたり現れたりする。
多分、接触不良だと思っていたが
他の五つの差込口は正常に使えるので、
今まで放置していた。
それを、先日になって裏蓋を外してみた↓↓
↑↑写真の左側、縁が水色の物がスイッチで、
(若い10、20才の頃だと、
こんな部品でも無理やり分解して修理したが)
これが不良の場合、交換するしかない。
右側が、
差込口裏にある電源コードプラグとの接点部分で、
薄い真鍮の板状の部品で作られていて、
一見、故障原因と思えるような部分はない。
しかし、
よく見ると3番目の差し込み口は他の箇所と比べて、
プラグが入ってくる隙間が僅かに広い気がした。
そこで、ここの真鍮板を軽くペンチで摘まんでみた。
(あまり強く摘まむと板が反り返り?
逆に隙間が広がったりする)
他には手の施し様がないので、
これで裏蓋を取り付け使ってみることにした。
そして数日間使っているが特に異常は見られず、
今のところ問題なく使っている。
さて前書きで、
「ネットで調べてみたら」と書いたが、
(テーブルタップという)名称の確認は序で、
今回↑↑写真の品物以外の、
他のテーブルタップの内部を知りたかったのだ。
というのも今回の私の物は、
プラグとの接点部分になる真鍮板の板厚が、
これまで見た、
他のテーブルタップより薄い気がしたからだ。
今このブログを書きながら、
「ノギスで厚みを測って置けばよかった」
と思うが、
今から測るには一旦、
PCの火を落とす必要があるので面倒くさい。
それでネットでは、
画像や動画を見るだけの比較になるけれど、
やはり今回のテーブルタップは、
接点部分の作りが貧弱に思う。
丁寧な作りの物は真鍮板の復元力だけに頼らず、
バネ状の部品を追加して接点の接続を確実にしたり、
接点部品周りを、
壁状に囲って変形を防いだりしている様で、
今回の物はそういった部品の工夫が一切ない。
このテーブルタップは、
税込み700円程度で買ったと記憶している。
同等の商品を後に、
店頭で見ると倍以上の値段だったと思う。
↑↑17、8才頃の話で、
昔は今のように便利なものは少なかった。
四つの差込口は、
ゴミ捨て場のTVから外したジャンク品。
スイッチは300円位、
パイロットランプ用ネオン管は100円程度、
アルミ製のケースは1000円程度だった。
写真右側は同じ頃、
大阪日本橋で買ったテーブルタップ。
いくらで買ったか値段は覚えていないが、
記憶に間違いがなければ中学生の頃、
ラジオ(を自作する)雑誌に、
定価8千円とかで同じ商品の広告が載っていた。
・・・・・
以上、長々と書いたが要は、
価格の安い物は何所かでコストダウンしている。
その箇所が、その物の要になるような箇所だと、
故障トラブルに遭う可能性もあるということ。
序に、
(序、序と余計な事を書くから長くなる
と、突っ込まれそうだけど)
先に「PCの火を落とす必要が」
と、書いたけど、
昔はTVも、オーディオ機器も、PCも?
「火(灯かも?)を入れる、火を落とす」
と、言っていた様な気が・・・。
「昔も今も、そんなこと言わないっしょ!」
「無い、無い!絶対無いっス!」
(今は電源スイッチONを、
『立ち上げる』と言ってるようだが、
PCは確かに『立ち上がる』と思うけど、
私的にはTVやラジオが『立ち上がる』は、
少々変な気がする)
「大体、テーブルタップの裏蓋を
開け閉めしただけじゃん。
そんなの修理と言えないし」
だから、
ブログのタイトル末には疑問符を付けた。