暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

国は何を考えているのか?

2024-10-18 04:08:27 | 暮らしの中で


60歳の8割・・70歳の半数が働く・・【厳しい現実】・・国は何を考えているのか・・・・

年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円・・50代では仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%・・・
経済成長の鈍化や人口の高齢化によって、中高年の賃金や定年後の賃金や退職金は減少し、政府の厳しい財政状況から厚生年金の
支給開始年齢引き上げによる公的年金の給付水準の引き下げも進んだ・・・
こうした中、寿命の延伸によって増加する老後生活費の原資を就労なしに獲得することは難しくなってきている・・昨今の経済的な事情が、
働き続けることを選択する人が増加していることの主因になっているとみられる・・・
国として70歳まで働かせる方向に突き進んでいるが、企業としては人件費など考えると難しい問題である・・・それでも、事実として・・
60歳の78.9%・・70歳の45.7%が働く社会になっていることを直視することから定年後のキャリアを描くことから始まるのかもしれない。


「年収の壁・どう考える」10月から社会保険に加入するバートの人が増加・・・・そのメリットは❔
2024年は「年金の年」と言われ、10月からもある制度が変更になっています・・バートやアルバイトなど短期時間で働く人が、社会保険・・
【健康保険・厚生年金】に加入する条件が変わるのです。…・・なお、社会保険に加入する人の条件は以下の通りです。
1・・1週間の所定労働時間が20時間以上・・2・・給与が月額8.8万円以上・・3・・2ケ月を超えて雇用される見込み・・4・学生ではない!
社会保険料を負担するため月収8.8万円円を超えると一時的に手取金額が減ることになる・・・・いわゆる106万円の壁です・・

その代わりに得られるメリットもあります・・
健康保険に加入すると、病気・ケガで働けなくなった時に「傷病手当金」・出産前後に給料を受け取らなかったときに出産手当金が受給できます。
また、厚生年金に加入すると、将来の年金が上乗せになり、障害を負って働けなくなった際には厚生障害年金が受け取れます。
よく、【106万円の壁】と言われますが、人手不足もあり時給を上げなくては働き手が集まらない時代になり、106万円超えずに働くのは
早晩難しくなるでしょう・・・

物価高の世の中にあって、無理やり年収を抑えるというより、もっと働いて年収を増やす方が現実的ではないでしょうか・・・
お金のメリットだけではなく、自分なりの働き方やキャリアを積み上げていくことは、今後の人生にとってきっと糧になるはずです。
制度が変わる時にはデメリットばかり数えるのではなく、メリットにもっと目を向けてください・・・

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