世界最悪の財政赤字・・『国の借金ウナギ登り』・・投票に行く前に要チェック・・『数字で分かる今の日本』・・
総選挙について考える、参考になる近年の日本の状況を示すデータを紹介することになった・・・そこで取り上げざるを得ないのは、
日本の財政赤字、つまり国の借金だ‥・どんどん増え続け約100兆円まで積み上がってしまった・・・
国の借金は国際的に対GDP比で比較されるが、日本の残高は257%(2.57倍)・・G7-主要7ケ国で悪い意味の【独走状態】を続けている。
それだけではなく世界178の国・地域でも断トツの最悪である・・
G7主要国で…1・日本・・2・イタリア・・3・米国・・4・フランス・・5・カナダ・・6・英国‥7・ドイツ・・の借金大国順位である。
借金はウナギ登りで増えている・事あるごとに【経済対策】と称して打ち出の小づをを振り回してきた【永田町の祭りの跡】だ・・・
国は税金で成り立っているわけで、国債残高が増えるということは、税金で返すべき借金が増えているということになる、最終的に返済する
為の税金を実際に負担するのは将来の世代ということになる・・国の借金である国債がいくら増えても,買い手側である国民の資産が増えるだけで、
政府は破綻しないとする立場がある‥さらに借金の返済を優先する政策が通る可能性はそもそも低い…しかし、借金が増えると、いつかある段階で
マ-ケットによる政府の信用低下し、超インフレと国債の価値低下が起きるのが歴史だ・・・
我々の大半が知らずに過ごしてきたハイパーインフレのリスクを、子や孫の世代に背負わすのがいいのだろうか、インフレが来そうな兆が感じられる。
財政赤字の対GDP比を下げるには財政支出の見直しによる【分子の縮小】と経済成長にるGDPつままり【分子の拡大】の両輪が必要である。
しかし、社会保障が中心の財政支出を大幅に減らすことも難しければ、GDPを急伸させることも現実的ではない・・切り詰め第一の【財政至上】とか、
支出優先の【積極財政】と言ったような両極端ではなく、バランスを取りながら綱渡りをして、日本の国際的信用を落とさないようにしながら財政維持
改善していくしか道はない・・・
各党の公約。政策は経済対策や給付を中心にとした財政支出でひき付けがちだ…それが国の将来まで責任を持ったものなのか、有権者はその財政支出が
必要なのか、バラマキなのか、財源があるのが借金を増やすだけなのかも含めた原点で見極める必要がある・・・
不都合なデータだからと言って、目をつぶったり、黙ってやり過ごすわけにもいかない、人間の一生と違って、日本の国は続いていくし、続けなければ
ならないからだ・・こうなったのはなぜか・これからどうかるのか・選挙の公約や候補者が巧みな誤った認識や無責任なことを飾り立てて誤魔化して
いないかをデータを通して判断したい・・・・・・・・・・(テレビ朝日デジタル解説員・・北本則雄氏・記事より記載)