共同通信が消費者向け事業を手がける主要企業80社を対象に行った緊急アンケ-トによると、
来年の値上げ日程18社が検討していると答えた・・39社は未定と回答・・検討していないが1社であった。
帝国デ-タバンクによると、年明けには2000品目を超える値上げが予定されている・・
2月がピ-クで1400品目以上の見通しだ。すでに冷凍食品、調味料、菓子類など2月1日からの
値上げが発表されて春も値上げは続く・・・トイレットペ-パ等々紙製品は1月からの値上げとなる。
東北電力と中国電力は家庭向け料金に30%以上の値上げを経産省に申請・東電の他・北陸。四国・沖縄の
各電力も近く申請する・・政府の電気代支援2割を大きく上回る幅だ・・・
経産省はは幅の圧縮を求めると見られるが、春以降、電気代支援は【帳消】しになる公算が高い・・・
さらに痛いのが鉄道運賃だ・・JRや私鉄各社は10円の値上げを打ち出している・・首都圏は来年3月・・
関西が4月からの実施だ・・バリアフリ-整備の費用としたり、オフピ-ク料金を導入する会社もあるが
値上げに変わりはない・・・
コロナ禍でテレワ-クの浸透など人の移動需要は大きく減り、この先もコロナ前に戻ることはなく、
採算が悪化した鉄道会社は値上げをせざるを得なかった。鉄道値上げは影響が大きい、旅行や外出などの
個人消費を冷え込ませるし、社員の交通費を負担する企業も大幅なコストアップになり・・・
景気後退につながる恐れありだ・・・・