骨壺を トント叩いて 春ですょ〜!!
弥生の終盤、気温の落差も終わりを告げ、春一番の花が咲き、
春を迎える桜花、花の命は短くも躍動感が溢れる・・
前々年、亡くなった妻の骨壺に手を添えて「春ですょ〜」と呼んでは見ても、
蘇えるはずもない 亡き妻の小さな器の遺影・・・
春はたがわずめぐり来るのに、妻の声は二度とはめぐりこず
そんな淋しさを抑えて・「春ですょ〜」・と声かける朝の勤行!!
四季折々に見せてくれる自然の美しさ、心あらわれる可憐な野の草花・・
美に憧れる心をもたらしてくれる・・悲しいことがあるから、喜びも倍加する、
辛いことがあるから、嬉しいことも、感動することもあり、苦悩することもある。
人は様々な感情の起伏を体験しながら多彩な心の出会いを・・
紆余曲折のある道を生きている・・喜びも,哀しさも、感動も、そして嬉しさも
その人の心の広さ狭さに起因する・・感情はその人の心の心理空間の
広さを意味するという、老いた感情の薄れに自身への新たな心の広さを誓う・・
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