不来庵書房 裏庭倉庫

不定期更新・内容雑多・未確認情報散在
基本的に、小生の琴線に触れたニュースを集めただけです……
雑記・雑感も少々。

陳舜臣『中国の歴史 (一)』

2021-07-05 | 書評
ちょっと古い本ですが、シリーズ丸ごと電子書籍に入れて読み始めました。


最新の考古学的知見などは当然反映されていないのですが、本巻では先史時代〜殷(商)〜西周〜春秋時代くらいまでが範囲です。

著者・陳舜臣の、神戸出身の華僑(本籍は台北)という出自からくる中華文化への肌身からの理解と、日本で生まれ育って高い教育を受けた経歴(大阪外語学校で司馬遼太郎の一年先輩)からくる独特の文体が魅力的です。
この本も、概説書なので初心者でも構えずに読めると思います。興味が出てきたら専門書の沼へと漕ぎ出しましょう(笑)
中国史題材の小説を愛読している人なら、一度は通読しておくべき本の一つだと考えます。
・・・・・・白文で正史(史記、三国志や漢書)を読めるような達人なら、あえて必要はないかもしれませんが。

もうちょっと小説っぽく、というのであれば同じ著者の『小説十八史略』もあります。


曾先之『十八史略』の和訳ではなく、翻案小説ですが、多分単なる書き下し文・現代語訳よりはこちらの方がとっつきやすいかと。


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『おかえりモネ』“菅波”坂口健太郎から“百音”清原果耶へのプレゼントにネット総ツッコミ

2021-07-05 | Weblog
まあ、森林組合のおじさまおばさま方(社交表現)の期待に反して、全然その方面の進展がない若者達ですからねぇ。
(菅波先生ですら多分他の人たちより10歳以上若いと思われ(推定20代末〜30代初頭)、モネさんは更に若い20才)

なにゆえクリスマスプレゼントに縄跳び紐?と、絶句しました、はい。

引用記事では触れられていませんが、個人的にツボったのが永浦のお父さんが成人式の振袖に執着するところでした。
「大学にも行かないんだし、お金使わせろよー」
・・・・・・親バカここに極まれり、だと思います。多分、(大学の学費+振袖レンタル代金+嫁入り資金)×2人分くらい、きっちり用意していそうですし。

モネさんの部屋で人生ゲームに興じる同級生ズ+みーちゃんも、中々あの年代っぽいなと思います。
おかーさんの浮気疑惑で島中もち切り、というのが田舎の怖いところ。
アル中治療の付き添いって、普通は友人の妻がやることではないだけに。
小生の実体験でも、結婚前に妻(当時は予定者)を実家に連れ帰ったらその日のうちにご近所衆の噂になったことがあるので、大袈裟とは思わなかったり。
こちらは明日以降明らかになるのかな。
先週末にちらっと放映された予告映像だと、結構派手に喧嘩しているっぽいですし。

どっぷり嵌まり込んでいる自分が怖い(苦笑)

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静岡・熱海市の土石流災害新たに3人救出も1人は心肺停止、2人にけがはない

2021-07-05 | にゅうす
まずはこの場を借りて、犠牲者の方のご冥福をお祈りします。

安否不明住民の方が80人おられるということで、安否について気がかりな状態が続きます。

朝日新聞朝刊の写真ですと谷筋の途中から崩れ始めて多量の土砂が流れ(各種報道で公開された動画参照)、傾斜が緩やかになったところで堆積した感じでしょうか。
新幹線及び東海道本線が流されなかったのは不幸中の幸いというべきでしょうかどうか。

一部では、発生地点周辺で伐採・盛土が行われていたこととの関連が取り沙汰されていますね。
総合的に検証が必要でしょうね、というありきたりの結論になりますが。




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