前回ラストで上様暗殺の決意を家臣に伝えた神君。
料理に難癖つけて明智殿を追い払う計略?は成功。
伊賀者500を配置、本能寺の図面も手に入れ準備万端、と言いたいところです。
途中の回想っぽいところでは信長傅役の平手政秀による過酷な教育と父・信秀の言葉が。
『麒麟~』の染谷信長が承認欲求の化け物だとすれば、本作岡田信長は不信偏愛の人でしょうか。
供回りを減らしたのも、あえて隙を見せて家康に対し覚悟を問うているのかもしれません。
今回ラスト&次回予告からすると、
「伊賀者500で本能寺を襲おうと動き出したら、明智勢13000が押し寄せてきた上に前右府様暗殺の下手人にされたでござる」
な展開が見えたりします。
(なお史実では信長嫡男・信忠が2000の兵で妙覚寺に詰めており、まるきり無警戒とまでは言えない上、家康は「ゆるりと堺見物でもなされよ」と京から離されていたり)
実際、武田滅亡で徳川領は西だけでなく北も織田領に囲まれ(南は海)、北条との戦が終われば用済みが見えています。
家康が早晩何か事を起こすことは、必然ではありました。
次週も目が離せません。