一昨日朝、母を送りだしていた時に
どこからか帰ってきた I さんと出会った
やたらと大きな紙袋をぶら下げている
聞けば、交通事故で死んでいた猫の連絡を受け
引き取りに行ってきたという
紙袋から、太い尻尾がのぞいていた…
かなり大きな猫だというから、
きっと夜のうちに散歩に出た飼いネコだったのかもしれない
お花と線香を供えて、保健所の人に引き取りにきてもらうという
かあちゃんは、I さんのことを尊敬してしまった
私には、真似できない
放置されているのを可哀想だと思っても
保健所に連絡するのが関の山で、自分では触れない
放っておいたら、また他の車に轢かれて、ひどいことになるでしょう
そりゃそうだけど…
彼女自身も、3匹のネコ飼いである
過去4度ほど、こんな風に遺骸を引き取りに行ったことがあるという
そのほかにも、
オス猫につけ狙われて、可哀想な目に遭っていた野良猫(メス)を捕まえて、
不妊手術を受けさせたり
(その猫は、現在、ご近所さんの庭(?)で飼われている。
飼い主さんは、家に入れようとしたが、いやがるので
結局、庭の濡れ縁に、犬小屋ならぬ猫小屋を作ってもらったという)
ご近所が里親を見つけるまでの間、その人が保護した子猫のお世話係やら…
I さんは、
好むと好まざるとにかかわらず
私ばっかりそういう役ばかり回ってくるのよ
と嘆いていたが、
猫にとっては神様だろうと思う
やきもきしながらお世話していたその子猫にも、やっと里親さんが見つかり
先日もらわれていったばかり
お疲れさまでした I さん
この車社会、外を出歩く動物にとっては、はた迷惑な話だと思うが
当の動物たちは、わかってないのよねえ(当たり前だけど)
我が家の近所は、車通りの多い道はないので一安心というところか…