秋の夜の夢

緑と木々の牧場にて
人の演奏を
何となく聴いていました

すると
何故かわたしに出番が来て

「よ～し歌なら自信があるぜ！」

とばかり
ウクレレの伴奏を友として
自作の曲を
歌い始めました

聴衆の皆さんが

「おお、ワンダフル！」

という声と共に

どよめきが
緑の牧場に
渦巻いてゆくのが
分かったわたしは
ノリにノッテ
次々と
歌い続けました

怒涛のような歓声と拍手

「やったぜ～っ！」

と夢のような体験に
酔いしれていましたら

夢でした