ワタシが高校に入学
次兄が就職
長兄が商売を任されてきた春
兄弟三人が
皆ひとつの区切りが付き
落ち着いたのを機会に
父親の故郷である
愛媛県の田舎に
墓参りをかねて行きました
到着すると
父親の兄弟の
おじさん おばさんら
皆さんが来てくれて
集合写真も撮りました
当時
父親の母親も
高齢でしたがお元気でした
数日遊ばせて貰って
大阪へ帰る時
浜辺へ皆さん
見送りに来てくださり
防波堤から手を振ってくれていました
岬をつなぐ
連絡船に乗るため
防波堤から
まず船頭さんが
漕ぐ小船に乗り込み
連絡船に向う途中
長兄が
指差して言いました
「家の窓から
おばあさんが見てくれている」
と
田舎の事を思う時
その情景がよく蘇ります
いつの間にか
あれから
長い長い時が経ってしまいました