連絡船と言えば
ワタシ
宇高連絡船が思い出されます
岡山の宇野と
四国の高松とを結ぶ連絡船
この連絡船には
三兄弟でも一人でも
愛媛の親戚への行き帰りに
青春時代お世話になりました
一番印象深く残っているのは
愛媛からの帰り
四国から本州へ戻る時でした
船に乗りデッキにいると
横に
一杯お別れのテープを持った
若い女性がいて
出航の岸壁では
「蛍の光」の音楽が流るなか
女性を見送る人たちが
テープを持ち手を振り
声を掛けて見送っていて
それは感動的でした
ワタシも
愛媛から去ってきた状況で
別れを惜しみ
岸を離れてゆく女の人や
見送る人たちの
別れの気持ちが
良く分かるように思いました
今は
連絡橋が出来ましたので
人々の喜び悲しみを載せて
瀬戸内海を行き交った
宇高連絡船は
もう記憶の中だけの
存在になりましたが