木曽Now

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センニンソウとボタンヅル

2016年09月06日 06時48分19秒 | 日記
よく似た植物が
たくさんありますが
センニンソウとボタンヅル
そのひとつだと思います。

両植物とも
キンポウゲ科の有毒植物です。

葉を見るとすぐわかるのですが
長い間花で区別するのは苦手でした。

そこで写真で違いを
比べて見ましょう。

センニンソウもボタンヅルの花も
4枚の花弁のように見えるのは
萼片で本当の花ではありません。


雄しべは多数あり
長い花柱の雌しべは
数本あります。

センニンソウの花





萼片と比べて蕊は短いです。



ボタンヅルの花





萼片と比べて蕊は同等か長いです。




センニンソウの葉は
鋸歯のない羽状複葉です。




ボタンヅルの葉は
鋸歯のある3出複葉で
ボタンの葉に似ています。(名前の由来です)




両植物とも果実に白い毛があり
仙人のヒゲに見立て
センニンソウと
名づけられています。

果実の違いも
後日紹介するつもりです。


センニンソウは琵琶湖一周のとき撮影
ボタンヅルは木曽で撮影しました。