恥ずかしい話ですが
長い間アヤメの雌しべと雄しべが
どこにあるか知りませんでした。
花を横から見ると
9枚の花弁から
できているように見えます。
一番下で垂れ下がっているのが
外花被片で３枚あります。
その根元に
網目(文目)模様があり
アヤメの名前の由来です。
一番上で垂直に立っている
３枚は内花被片です。
雌しべと雄しべは
どこにあるのでしょう？
網目模様に覆い被さるようにしているのが
雌しべの花柱で
やはり３枚あります。
普通の花の花柱は棒状なのですが
アヤメは花弁状です。
花柱をめくると裏側に
ギザギザした白っぽい部分が
雌しべの柱頭です。
そして雄しべが寄り添うように
ひっついています。
葯の下側から
花粉が出ます。
網目模様は
蜜の場所を示す
蜜標(みつひょう)なのです。
蜜標を目あてに
花にもぐり込んできた虫の背中は
最初に柱頭に触れます。
他の花の花粉がついていたら
受粉します。
蜜までたどり着いて
花から出るとき
雄しべの葯に触れて
背中に花粉をつけて
次の花に飛んでいきます。
少しでも
自家受粉を減らす
工夫をしています。
(木曽にて撮影)
長い間アヤメの雌しべと雄しべが
どこにあるか知りませんでした。
花を横から見ると
9枚の花弁から
できているように見えます。
一番下で垂れ下がっているのが
外花被片で３枚あります。
その根元に
網目(文目)模様があり
アヤメの名前の由来です。
一番上で垂直に立っている
３枚は内花被片です。
雌しべと雄しべは
どこにあるのでしょう？
網目模様に覆い被さるようにしているのが
雌しべの花柱で
やはり３枚あります。
普通の花の花柱は棒状なのですが
アヤメは花弁状です。
花柱をめくると裏側に
ギザギザした白っぽい部分が
雌しべの柱頭です。
そして雄しべが寄り添うように
ひっついています。
葯の下側から
花粉が出ます。
網目模様は
蜜の場所を示す
蜜標(みつひょう)なのです。
蜜標を目あてに
花にもぐり込んできた虫の背中は
最初に柱頭に触れます。
他の花の花粉がついていたら
受粉します。
蜜までたどり着いて
花から出るとき
雄しべの葯に触れて
背中に花粉をつけて
次の花に飛んでいきます。
少しでも
自家受粉を減らす
工夫をしています。
(木曽にて撮影)
いつもありがとうございます。
気をつけて写真撮ってきても、あとから、こんな写真があったらよくわかるのにとか思うことがよくあります。
もう一度撮りに行くこともありますし、以前撮りためてる写真を使うこともあります。
でも、今感動した驚いたから撮った写真に気持ちが入っているような気がします。
この梅雨空にアヤメや花菖蒲が美しく咲き誇っています。
立ち止まって、優しく花びらをめくってのぞいて見てください。
色んな発見がきっとありますよ。
このように理科的に見た事はありませんでした。
いつも勉強させて頂いています。
昔の写真もお使いとか、ファイルもきちんと
整理なさっているのですね。
その花のこと詳しく知っていると
もっと仲良くなれそうですよね！
いつもありがとうございます。
いつも毎日勉強中です。今後ともよろしくお願いいたします。
きっと間違っていることも数多いと思います。
そんなときはご指摘ください。
花のつくり、昔必死で覚えたて記憶があるのですが、今では昨日のこともあやふやな状態ですので、花のことなんか・・・状態です。
また、一から勉強しています。
アヤメの網目模様が蜜標だったなんて(*_*)
アヤメ,花菖蒲、カキツバタ・・・今とても美しく、私たちの目を楽しませてくれていますが、もう一度、じっくり自分の目で体感してみます。
私も知っていることは、偉そうにアップしていますが、知らないことばかりです。毎日毎日勉強しています。
綺麗だと感じることは一番大切ですが、その花のこと、植物のことを詳しく知っている方が、もっと仲良くなれる気がします。
そうですよね！
雄しべはすぐわかりますが、雌しべ、さがしますよね！私も探しました。これかも？と思ってから、本で調べました。
意外ですよね。
木曽の最後の日、ちょうどアヤメが咲き始めたところだったんです。
二三日早かったら咲いていなかったと思います。大阪に帰ってアヤメをアップしようと思っていました。よかった！
散歩中でも花が咲いていたら、ついしゃがみこんで中をのぞきこみます。一人でぶつぶつ、花弁６枚、雌しべが・・・。こんな調子ですので、散歩が進みません。
アヤメやカキツバタの写真を撮っているとき、まったくこんなこと考えなかったんですが、アングルやバック、ピントなどのことばかり考えていました。
でも、今は先に植物のことを考えるようになっています。
不思議です。
ただ、綺麗～、いい色、これで終わっては花も可愛そうですね。
以後よーく見ましょう。
名前の由来も雄蕊と雌しべも
ちっとも知りませんでした(^^ゞ
たんぽぽも勉強になりました
知らないことが一杯です(笑)
いずれアヤメかカキツバタ・・
今回のアヤメの花の構造をご説明する講座は、大変参考になりました。
今後も、いろいろと学ばせていただきます。
花は子孫を残すために巧みな仕組みをつくり生き抜いてきたのですね。
fukurou0731さんの花講座シリーズ、とても着想が豊かで楽しく見させていただいています。
そうなんだ～
いい勉強させて下さいました
大威張りで友に喋ろうっと
それよりも勉強になりますよ(*^^)v
しかし研究熱心です。
こちらもアヤメや勝負の咲く季節になりました。
今までと違った目で見ることができますね(*^_^*)
この時期散歩に出ると草むらの中で目を引くアヤメと出会います。
紫色が綺麗ですね。網目模様が蜜標だったなんて
皆意味なくあるということはないのですねぇ
次にアヤメを見る時は見方が変わっていることでしょう。
いつも深遠な植物たちのお話 ありがとうございます。
説明を受けますと、なるほど・・自家受粉でなく、最大限の工夫と
知恵で生き延びることを考えているのが
よく判ります。物言わぬその植物の声・
なんとなく聞こえてくるようですね
蜂や昆虫たちもギブ＆テイクで
いろんな知恵がそこのあって・・
こんなことを知りますと、ついアヤメの
花の中を覗きたくなります。
今日も勉強させてもらいました。
普段全体を見ているだけで、このように細かく見たことがないので気がつきませんでした。
たんぽぽの知恵と同じように、どんな花にも知恵が隠されているのですね。